NOTE

Seek sustainable life with the nature

生きにくい私がバンコク観光

はい!

今日は色々あったよーな、なかったよーな。

 

先日、ブダペストの宿で会ったなかなか強烈な面白い人がね、生きにくそうだ〜って言ってたの。私の発言に対して。それを聞いて思った。

 

それだ!

 

と。

 

生きにくい。たぶん、私の性格って世の中を生きにくい。彼は冗談というか、ぺろっと口から出てきただけだと思うけど。

 

私、人の事、考えすぎるのよ。相手の立場にたって考えましょう、を深読みしすぎる。自分が傷つきやすいから、相手にもこれを言ったら傷つけるんじゃ?って思って発言出来ない事がよくある。

 

昔はそれでも初対面の人とぺらぺら喋ってたんだけど、最近、旅で会う人とそれが難しくなってきた。なんでだろう?と思った時、思いついたのが、すごく真面目になってきてるのかなって。

 

ノルウェーを行ってからというもの、世界の問題というものに目が向くようになって、よく旅行しながら世界の暗い話題について考えてる。だから今私が話したいのは、そういうやつ。そういうのをバーって話して、すっきりさせたい。だから初対面の人と喋ってても、そういう話を話したいけど出来なくて、結局人の話あんまり聞いてないw

 

あと人と関わる事が減ってきたから、なんかうまく会話のやり取りができない。こういったら相手は喜ぶ、盛り上がるっていうのが昔はもう少し分かってたはずなのに、最近出てこない。その人の話を聞いて一回吸収して理解しようとしてる気がする。そんで、そのまま吸収して終わり。なるほどね、と笑

 

対人スキル欲しかったわ。ほんと、くそまじめな人間に育っちゃったからな。私の扱いうまい人は本当に助かる。あと私が思ったままを言っても、笑ってくれる人。人が笑ってくれるとほっとする。笑ってくれないと、私といてもつまらんないよねごめんねって落ち込んでゆくからw

 

こう人々の会話は、笑いをとらないといけない、という暗黙の了解があるよね。昔馴染みのメンツとはだらだら喋るだけでいいんだけど、初対面の人とは特にね。あれが難しい。

 

そんなわけで今、私は引きこもっているw

 

今日はバンコクで何したかというと、バスのチケットを買った!チェンマイ行きのやつ。

 

でも何処で買ったらいいのか、どこのバス会社がいいのか、全然分からなくて…。宿の人に聞いたら、飛行機がいいんじゃない?って。

 

それは分かっている。散々ネットでも書いてあった。でも私はよく分からんアジアのLCCに乗りたくない…落ちたらこわい。いくら車事故の方がよく起きると言われても、あんな上空で恐怖の中死にたくない。それに飛行機よりバスの方がエコのはず。

 

本当は電車が良かったんだけどさ…満席でさ…!仕方なくバスに。

 

色々聞いてみたんだけど、まあ勝手ながら、私はちょっとがっかりしたよね!

 

航空会社の安全度は…って聞いたら、まあそれは運だからね!って。

 

バスの会社は…って聞いたら、カオサン通りで色んなエージェントに聞いて値段比べたらいいんじゃない?って。

 

アジア始めてでビビりまくりの私は、事細かに説明してほしいとは思ってないけど、そこまで投げやりな回答もどうなの!?私はこんなことでも萎縮してしまって、面倒なこと聞いてすみませんでした状態になり、それ以上は何も聞けずに宿を出た。結局何も分からなかった。

 

仕方ないから、もうツーリストインフォメーションに行こうと。

 

そんで近くのツーリストインフォメーションへ。知らなかったんだけど、ツーリストインフォメーションて書いてあってもヨーロッパでよく見かけるような観光案内所じゃないのね。あれって個人経営の人たちが勝手に客寄せのために名乗ってるだけなのね…。

 

バスでチェンマイに行きたいというと、明るいおばちゃんが色々言ってくる。拙い日本語を織り交ぜながら。自分はチェンマイ出身だとか、何日いるのかとか。

 

バスは20時発6時着。気になるお値段は1003バーツ。調べたやつより高いぞ?それで予算オーバーだと伝えると、「FOR YOU」の言葉とともに890バーツが提示された。

 

でもちょっと高い…だって私調べによると、750バーツで乗れるはず。それで一回考え直す、と伝えると、おばちゃん一気に愛想悪くなっちゃってw ありがとうと伝えても、目も合わせず、何も言わない。えーww ワイ落ち込みました笑

 

そもそもバスってVIP、1等、2等と種類があるはずなのに、その説明もなかったし…。カオサンのバスは危ない!ってそればっかり言うし…。なんか押しが強くて、気が引けた。

 

落ち込みながらカオサンの通りを見てみる。ツーリストインフォメーションはいくつかあるけど、なんだか入りづらい雰囲気…。そしたら屋内じゃなくて、屋外にテーブル置いただけのインフォメーションを発見。そこでバスはいくらか聞いてみた。そしたら750バーツって。最初からその値段を提示されて、WiFi夕飯水スナックついてるよって。あ、これネットでみた情報と同じだと思って。19時発の8時着で13時間もかかるけど…。もういいや!と思って、ここでチケットを買ってしまった…。

 

バスはカオサン近くの大通りから出発するらしい。バスターミナルじゃないんだ…。楽だからいいけど!

 

しかしチケットを買ってから高まる不安感…。あの会社大丈夫なのか…?

 

でも晴れの日今日しかないから、とりあえずワットアルンの観光に行かなければ!

 

そんで回ってきました、ワットアルン。

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あいにくの曇り空だけど、太陽の光が良い。


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装飾がめちゃくちゃ可愛い!陶器や皿を埋め込んで作られていたよ!


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周りの仏塔には馬に乗った兵士?が。中央の仏塔には3頭の像にのった兵士?がいた。


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こういう植物モチーフが好みです。仏塔はカラフルな植物で埋め尽くされていた。

 

仏塔は外から見るだけで、いまいち面白みに欠けたけどフォトジェニック満載!

 

ワットアルンは川の反対側にあるから、行きはボートで。帰りもボートで帰ろ〜と思ったら、ボートに乗り切れず!次のボートは2時間後だという。

 

…はい?

 

行きにはあんなに出てたのに!何で!?まだ17時前なのに!2時間も何もないところにいるのは時間の無駄だ!と思って、歩いて帰ることにしまして。それはそれは長い道のりでしたわ。宿まで歩いて1時間半かな?

 

でも結構面白かった!観光地からだいぶ離れてるから、地元の人々の暮らしを垣間見れたよ。なにせ歩いてる観光客私しかいなかったからな。

 

ちょうど学校が終わった頃で、学校の前には迎えにきたお父さんが沢山バイクに跨っていたw そして子供達はヘルメットをかぶってバイクに乗って帰る。途中屋台でおやつを買ってる子もいた。学校の前にはアイス屋さんや、揚げ物屋さんがいて大盛り上がり!

 

昭和にあったような開けっぴろげな食堂には、昔ながらのブラウン管テレビが1台だけ置いてあって、蒸し暑い中子供や大人がご飯を食べていた。あのシーンが、すごくノスタルジックで、忘れられない。古き良き昭和の、のんびりした空間だったな。

 

きったねー川で泳ぐ子供もいた。そんできったねー湘南の海で泳ぐ私と変わらないかと思った。

 

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橋の上から。この広さ、ドナウ川に似ている。

 

帰りの道中、マーケット通りを通った。恐らくだけど、もうすぐやってくる満月の日用の飾りを沢山作って売っていた。そりゃもうずーーーっとそんな光景が続いた。もうすぐお祭りかあ。

 

タイには古い習慣がまだ残ってるんだなあ。

 

私は時々、タイの非効率的なシステムに苛々する。トゥクトゥクの値段交渉制がまじで理解できない。人々に値切られて、格安で乗せるぐらいなら、最初から値段設定しときゃ、ぼろ儲け出来ないかもしれないけど損することもない。

 

屋台がずっと存続してるのもすごい。カゴに魚や野菜を入れて歩き売りしてる人もみた。バイクの荷台に氷を沢山積んで、街をぐるぐるまわって売る人も見た。

 

効率化を突き詰めた結果が、今の東京。

 

乱立するコンビ二や格安レストラン。何でも思い立った時にすぐに手に入る品物。それだけじゃなく、最早ネット注文ですぐに欲しいものが手に入る。どの商品がいいかは口コミを見れば、失敗しない。

 

だから日本の人はコミュニケーションをとることを、どんどんしなくなってしまった。失敗することを恐れるようになってしまった。

 

つらい。

 

トゥクトゥクなんかも、一律料金にしてくれれば楽だけど、値切りのやり取りを楽しんでる部分もあるのかもしれない。会話というものを大事にしてるのかもしれない。考えすぎと思われるかな?

 

値段交渉で揉める事もあるだろうけど、楽しい事もあると思うんだよね。思いがけない料金を口にして、爆笑されたり。

 

いつからこんな社会になったんだろう。ネットが普及してから?情報が少ない時は、自分でトライして失敗して学んでたものな。

 

ネットのおかげでマスメディアによる操作も少なくなってきたから、良い面もあるんだけども。

 

とある人は農業革命は失敗だったという。狩猟民族から定住民族になったことで、作物に支配されるようになった。私たちは手をかけて野菜を育てないといけない、一生懸命働いても量を賄いきれない時もあると。

 

このIT革命は、将来失敗と言われるんだろうかね?私たちはITに支配されてると。もう支配されてるか。自分で生み出したものに振り回されず、上手にツールとしてコントロールしていきたいよね。

 

さて、帰ってから私はネットに頼りましたw バスチケットを買った旅行会社のことを。そしたらなんか怪しすぎてつらい。バスチケットっていうか、手書きの領収書なんだよね。チケットじゃないんだよ。領収書なんだよ…!

 

それでそこに書いてあるホームページを検索すると、ぜんっぜん関係ない人のウェブサイトが出てくるんだよ…。さらにメールアドレスも、Hotmailなんだよ。その前がpecharaとかいうふざけたアドレスなんだよ。こういうのって普通、自分の店の名前じゃないの?ねえ?

 

もう…不安しかない…!これで当日行ったら店が閉まってるか、バスの運転手にこのチケットじゃ駄目だって言われるか、バスじゃなくて小さいバンが待ってるか…。もう何でもいいっす。人を疑うってめちゃくちゃ疲れる。もう買っちゃったからどうしようもないし。宿の人にこのチケットを見せても、わかんないらしいし。旅人たちの情報とかないんかい!と少しいらっとした。情報を集めたいから日本人宿に泊まったのに…。最初から頼りっきりにせず自分で調べてたら、国営バスを使うという結論に至っていたかもしれない。調べまくったらカオサンバス はやべえとか色々出てきた。何で自分で調べなかったんだろう…つらい。

 

はー前途多難なアジア。