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バーリのフェリー乗り方

ちゃお。

とうとうイタリアを出国しちゃいました。今m

 

当初クロアチアドゥブロヴニクに旅立つ予定でしたが、なんと閑散期につきフェリーがなかったので、モンテネグロのバール行きに乗ることにしました。旅あるあるですね。いやー1日1便くらい出てるかなと思ったんですけどね。

 

なぜバーリからフェリーに乗ろうと思ったのか。今となってはもう覚えていません。たぶんアドリア海を航路で横断なんて面白そうと思ってたんでしょう。

 

しかし旅が進むにつれ、とにかく、面倒くさい。色々調べたり予約したりすることが。ナポリの国際空港から飛行機で移動した方が、結局コスパが良いのではないか。

 

実際フェリーを今日使ってみた結果……そこまで値段が変わらないのなら、飛行機の方がコスパいいという結論に。チケット準備から乗船、そこから街への移動の待ち時間が長すぎた。

 

バーリでフェリー乗るの、めちゃくちゃめんどくせえ!!

 

ちなみにバーリのフェリーの乗り方と書いてあるけど、もう本当ざっくりだからw すんません、写メとか一切ないw そこは旅の先人たちのブログで確認してね笑

 

まずバーリにバスで到着しまし。フリックスバスの停留所は駅の裏側だったので、歩いて表側に移動。まあ5分ぐらい?

 

鉄道駅の正面入口を背にして、左手にフェリーターミナル行きのバス停のブロックがあります。なんか島みたいに隔離されています。そこに窓口があるので、チケットを購入。バスの値段は片道1ユーロです。歩いても行けます、グーグル先生によると30分ほど。

 

さて、ここで問題がありました。先人たちのブログによると、フェリー行きバスは20/番。しかし…チケット売り場の入口には、「Ferry 50」の張り紙。チケット売り場のおばさんも、50って言っている。なんだって…?ブログを確認してみると、年代が2015年とかそんなもん。それ以降最新のフェリーの乗り方が探しても出てこない…くっ。

 

一度駅のカフェで腹ごしらえをし、再びバス停に向かって、バス関係者と思われるおじさんに聞いてみました。すると、やはり50番と…。

 

さすがに彼らを信じざるを得ません。さて、50番のバスの時刻表をチェックします。んー…ざっくり見た感じ、バス1時間に1本ぐらいしかない。しかしこの時はラッキーなことに、16:20発のバスがありました。時刻はすでに16:18。遅延か〜?なんて思いながらとまっているバスを確認。すると、2台だけバスの番号が書いてありません。あ、このバスは運転しないやつだと思い込んだ私。そう、それが50番だったのです!

 

無表記だったはずのバスの一台が出発したので、まさかと思い、もう一台のバスの運転手に拙いイタリア語でポートに行くか聞いてみました。答えは…パラスだかなんだか。とにかく行くのか行かないのか分からない答えでした。

 

Siかnoで答えてくれ!

 

全くわからないので、Googleマップでフェリーターミナルを表示して見せると、Siと。お前だったのかああああああ!

 

こうして無事に50番に乗車。しかしバス内でのアナウンスが一切なく、周りを見ても大荷物を持っている人はいません。Googleマップを常にチェックしながら、なんとかフェリー乗り場にたどり着きました。

 

もうこの時点で私はかなり疲れていた。

いやになっていた。

 

しかしここでは終わりません。今度はチェックインして、チケットを発券しなければならないのです。搭乗口と、搭乗券発行窓口は分かれています。これは色んなブログやトリップアドバイザーに気を付けろ!と書いてありました。ちなみにそうとは知らずに、予約表だけ持ってきているお客さんをちらほら見かけました。搭乗口にもカウンターはあったけれども無人だったのでご注意。

 

市バスはフェリーターミナルまでしか行かないので、同じバス乗り場で黄色の無料シャトルバスに乗り換えます。これもブログによって、20分に1本出てるとかあったけど、私が時刻表を見た時は30分に1本でした。でもこの黄色いバス1台が、ひたすら3ヶ所を往復してるので待っていればそのうち来ます。

 

これもまたアナウンスなどなく。チケット売り場は見たら分かるからご安心を。白いテントみたいな建物が並んでいて、カウンター番号と会社名が書いてあります。

 

私はJadrolinijaだったので、そのカウンターへ。メールで届いた予約表には、このメールを必ず印刷して提出するようにと書いてありましたが、旅人に印刷はなかなか難易度が高い。つまり私は印刷できなかったのです。恐る恐る予約表のスクショをうつした携帯を差し出すと、特に何も言われずものの数秒で搭乗券を発券してくれました。この時、パスポートが必要です。

 

さて黄色いシャトルバスで再びターミナルへ。ちなみにターミナルは2ヶ所あります。真ん中のPorto di Bariが、モンテネグロ行きです。たぶんクロアチア行きも同じです。

 

搭乗券には出航の2時間前までには搭乗券を引き換えるようにと書いてありました。ブログによっては、出航の搭乗時間の1時間半前までには搭乗するようにとも。恐れた私は、特にやることもなかったので、出航時間の5時間前にターミナルに到着w 出航時間は21時。16:20のバスでターミナルへ行き、17:00のシャトルバスで発券場所へ。17:30には搭乗券を持って、ターミナルで搭乗開始を待っていました。

 

…結果、搭乗が始まったの20時過ぎw おそーーーい!何が2時間前までに来いじゃ!お前がまず2時間前までに準備しておけー!

 

搭乗口はひとつしかなく、係員ひとりで1人ずつ搭乗券を確認。そして出国カウンターでパスポートチェック。21時出航のフェリーは、モンテネグロ行きの他にもう一つあるので、フェリー2台分の人々のチェックをそこでするのです。めちゃくちゃ時間かかります。結局フェリーは22時に出航しました。

 

さてフェリーの中の案内。まず免税店なんてものはありません。カフェもありません。バーと、甘いお菓子があるくらいです。ご飯は買ってきましょう。水すらも売っていない疑惑です。(コーラやジュースは売っていた)死ぬ。出発前にして、水尽きた。

 

コンセントは廊下にいくつかありましたが、恐らく意図的に一ヶ所にかためられています。テーブルも椅子もないスペースに…。そのため、充電をしたかったら必然的に床に座るスタイルになります。

 

バーには気持ち良さそうなソファが並んでいますが、コンセントは一切ありません。金のないものはここで寝るなという、容赦のない構造。

 

さて、、、フェリーの中はがらがら。さすが閑散期。寝場所選び放題です。選び放題ですが、どうやらデッキを選んだのは私だけのようで周りは家族連ればかりです。彼らが船内探検する中、床で寝られますか?私は寝られません。いくら見ず知らずの他人とはいえ、彼らの前で床で寝るのは、恥ずかしい。早く寝てくれ。他にも床で寝ている人がいるなら良かった。でも私だけだとかなり目立ちます。ただでさえアジア人私しかいないっていうのに。

 

というわけで、私は今夜横になって寝ないでしょう。でも丸椅子がたくさんあるので、みんなが寝静まったら丸椅子を並べてベッドを作るつもりです。この丸椅子もうまくできてて背もたれが邪魔なんだけど…6つ並べればいい感じになると思うのです。

 

追加:椅子を並べて寝れたけど、とっても腰が痛かった。ずっと明るいから2時間おきに目が覚めた。

 

WiFiスポットもなさそうです。元気なくて探してません。

 

出航が1時間遅れた割に、到着は予定通り朝8時でした。

 

以上、バーリのフェリーの乗り方2018年版でした。ちなみに私が乗船したのは10月2日です。

 

ちゃおイタリア。