9月27日は美術館無料の日！と、ヴァチカン観光

今更なんだけど、最初の方こそ旅行記として色々情報を残そうと頑張ってたけど、いつからか単なるわたしの防備録になってたね！いつからだ？

しかもイタリアのファームステイ中のつぶやきが多すぎて、旅行記どっかいっちゃったw カテゴライズしないとな…！明日やるか。

そんな今日はちょっと為になる？情報だよ！

なんとイタリアのいくつかの博物館美術館は、9月27日無料！！この日はWorldTourisumDayなんだって。コロッセオは無料ではないけど、特別イベントがあったみたい。私はちょうどこの日に滞在してたから、ヴァチカン美術館に行ってきたよ！

ここで人の考え方はわれると思うんだけどさ…。答えのない心理テスト。笑

質問:明日は博物館が無料です。でも時間的にひとつしか行けません。あなたはどちらの博物館に行きますか？(後日別の博物館に行く時間はあるとして)

1:ずっと行きたかった興味のある博物館

2:興味はないけど無料なら見てみたい博物館

私はね〜〜〜

2なんだなー。

ずっと興味あったところは、お金出してでも行く。でも興味なかったとこが無料で見れるんなら、迷わずそっち行く。だって無料なんだもん！

ヴァチカン美術館に興味がなかったわけではないんだけど、限られた時間でまわるとなると、そこまで優先度高くなかった。実際、無料で良かったなと思った。ヴァチカン美術館ファンに怒られる笑  私は芸術は絵画大好きマンだから、彫刻が多めのヴァチカン美術館はすごいなーってかんじ。

最近少しずつ彫刻の良さもわかってきたんだけどね！あの滑らかさがすごい。石なのに。掘るとき、どんな感触なんだろうって想像する。スーッといくのかなあ…気持ち良さそう。石にも、木みたいな流れがあって掘りやすい向きとかあるのかな？

いやでもほんと、筋肉の細かな再現とか、洋服のドレープのなめらかさにはいつも感動した。大きな彫刻の像が並ぶ円形の間はかなり圧巻だった。

それから一番人気のシスティーナね！ミケランジェロの最後の審判。いやーすごかったね。何がすごいって、最後の審判の毛色がほかの絵と違ってて、あれが最後の審判だとは思わなかった！笑  でもオーディオガイド聞いてて発覚。説明聞くとあの絵の奥深さがわかる。

ミケランジェロははじめ、乗り気じゃなかったんだって。彼の得意とするところは彫刻だったから。あと彼は割と人間界に絶望？してたらしいというか、悩んでたみたいで。それでも彼の唯一の希望が、絵画の中の人々の体格に表されてるんだって。というのも、神の言葉は肉体に宿るだったかな？その聖書の言葉を信じていて、絵画の中の人々は男性も女性もむきむき！残酷な絵の中にあっても、人々はその肉体に神を宿していたよ。

それから私のお気に入りがこちら。ラファエロ作、アテネの学堂。

私の推しメンツがいっぱい！笑

レオナルドダヴィンチ、アリストテレス、プラトン、ソクラテス…天文学、物理学、哲学の神7！笑  いやでも実際、昔は天文学物理学哲学自然学数学、全部の学問は繋がってたんだよね。地球や天を理解するために勉強していくと、どんどん幅が広がってく。面白いよねー学問て。全ては神や神のみわざを理解するために始まったのじゃ。

さて無料の日はどうやってはいるのか？私は現地でひたすら並んだわい。朝10:30から並び始めて、1時間ぐらいだったかな？朝一に並ぶなら9時だったんだけど、それだと朝の通勤ラッシュに重なるから嫌だったんだよねー。

まあ朝10時の時点でもラッシュだったんだけどw ホームに人が入りきらなくて、だいぶ手前の段階で待たされた。まあすぐに動いたけど。なんの危険もなく。

現地に着くと、長い列をスキップしようの宣伝文句で高額チケットを売ろうとする人たちがたーくさんいるよ。インフォメーションのiっていう文字が書かれた服を着てる人や、ネームタグを下げてる人もいて、私は最初本当にインフォスタッフなんだと思った。実際聞いてないから真偽は分からないけど、でも呼び込みしてたから正規スタッフじゃないとおもう。見かけも怪しかったし。あぶない。

オンラインチケットでチケットを買うこともできた。無料の日の場合は、システム料だけ払う仕組みたい。そのチケットがあればわざわざ並ばなくてもいいのかも？でも結局、入るためには荷物チェックを済ませなきゃならないから、並ぶことには変わらないんだけどね。

それからサン・ピエトロ広場と寺院。ここは天使と悪魔のロケ地！というかローマにはロケ地が点在してるけど、映画の内容を細かく覚えてないw かろうじてこの広場とパンテオンを覚えていた！いやーここに立つと、映画の気分。

サン・ピエトロ寺院は無料！ここでも長蛇の列だった。

さすが総本山だけあってゴージャス！！彫刻の大きさもすごいし、多さもすごい。床や壁のモザイクが素敵。光が綺麗だったよー。

それに見とれてたら見た目アジア人なロシア人が、写真を撮ってくれと。適当に何枚かとったら、この人めちゃくちゃ写真の撮り方指示してきたw まじか、はじめて笑

ほんで私も撮ってもらったのさ。そしたらめちゃくちゃ適当に撮られた笑  おい、おまえ私に散々ケチつけたんだから、それなりの腕をみせてくれよ！くそう！

そんな思い出の寺院w

その帰り道、疲れていたんだけど…ちょうど途中にスペイン広場がある。このスペイン広場は、私が行きたい観光スポットから少し離れてるから、行けるなら今日行ってしまおうということに。

そして、ここでワイは重大なミスを犯したのだ。それはな？地下鉄で買った1回分のチケット、堂々と100分！って説明に書いてあったから、100分の間乗り放題かーと思ったのよね。だから地下鉄使ってスペイン広場いこうと思ったの。

そしたらそのチケット、地下鉄は1回だけ。何回でも乗り放題なのはバスだけ。ちーん。

スペイン広場からホステル方面に向かうバスはなかったから、30分も歩くことに。結局こうなるんかいー。くっそーーー地下鉄にはいつも痛い目にあわされるぜ。(スリではなく罰金とか)

スペイン広場は人が多すぎて全然感動がなかったw え、これ？って思った。

日が暮れてて、微妙だねw

これで1日目は終了。

それにしても、キリスト教って発祥地違うのに何でバチカンなんだろ。当初ローマはキリスト教を受け入れなかったのに、結果、カトリックの総本山はバチカンにある…。権力とお金の力かな？ローマ帝国お金持ちだったからな。

全ての道はローマに通ずというけど、ローマ帝国の土木技術がすごくて、道らしい道を作ったのはローマ帝国が初めてだからなんだって。その意味を初めて知った。

ところで！

なんでも自然に絡めるマンなんだけどさ！彫刻を見ていると、麦？を持っている像が多いんだよね！昔は麦だかとにかく穀物が豊穣、繁栄のシンボルだったんだろう。どこかの宮殿でも、地上を表すシンボルとして麦の彫刻があった。そこから上が天界なんだって説明を受けて、なるほどーと思った。そうやって古代の人々は、天と地を分けていたんだね。彫刻には色がないから、色んな表現があって面白い。

フォロ・ロマーノと、コロッセウムやほかの観光はまた明日書くよ〜