Adios Spain!
27日間に及ぶスペイン滞在が、あっっっというまに終わっちゃったよ…。そしてスペインとともに8月も終わり。もう秋ですね…。思えば20代最後の夏だったのに…ラブも何もなく農場に夏を捧げちゃったわw
バルセロナ最終日。朝10時にチェックアウト。いろんな人からもらった服と、本を日本に送るために、全ての荷物を抱えて歩くこと20分。郵便局到着!むっちゃ疲れたわ…!
以前、一度スペインで荷物を送ってたおかげで、事前準備はばっちりよ!宛先と自分の住所(友人宅の住所を拝借)、中身の詳細(英語)を用意して、Google翻訳で調べた言葉を読み上げる。キーワードは「エコノミコ コン ニュメロ!」追跡番号付きの、エコノミー便でってお願いしたぜ。伝わりました。またもや内容物の入力など全てやってくれたから、私がやる事は何もなく…。37ユーロ払って、おーしまい!よかった!これでまた荷物が軽くなったぞ…まあ荷物はたったの1.5キロだったんだけど。でも1.5キロ減るだけで結構違う!!
それからBarcelona Nordターミナルへ。ホステルに荷物預けようとしたら、コインロッカーで、高かったからやめた。それならバスターミナルに預けた方が楽だわっちゅーことで。ロッカーは24時間、3.5ユーロだったよ。ここで最後の5ユーロを使ったから、財布の中には5セントぐらいしかない。
それから海沿いの公園に行って読書。お金を節約したいし、連日歩き続けたからそろそろゆっくりしたくて。人目の少ないスポットは多くない。まあ人目が少ないと危ないのかもしれないけど、ここは結構手入れされまくった公園ぐらいしかなくて自然不足やー。2時間ぐらいしてから、大聖堂へ移動。
すっかりガウディに魅了された私は、ガウディツアーに参加することにしたのだ。これもフリーツアーのひとつ。
…が、しかし!ここで衝撃の事実に気付いた。フリーツアーとは名ばかりで、チップを渡すのが一般的みたい…。ツアーの冒頭ではっきりと言われたよ。「強制はしないけど、会社からは一切支払われず、あくまでもこれは私たちの仕事なので、ミニマム5ユーロから」ってね。もう現金ないっちゅーの。途中でおろしたとしても大体20ユーロ札が出てくるから、まさかそれを渡してお釣りをもらうわけにもいかない。
考えた結果、ツアー序盤で参加するのやめた笑 お金ないから払えないって言ったら、分かったまたね!と笑顔ガイドさん。
…お金なんていいよ、の一言があるかなあと期待したけど、何もなくw 金の払えないやつに用はないか…フリーツアーなんて紛らわしい名前しおって!若干がっかりしながらツアーを離れて、しばし考える。
木曜と日曜はピカソ美術館が18時以降無料。今日は木曜だから折角だし美術館に行くことに。そうと決まれば腹ごしらえだ!Googleマップで近くのマックを探す。10分ぐらい歩いてたどり着くも、移転していて入れない。別の店舗は遠い。仕方なくスーパーで1.2ユーロのサンドイッチを購入。
それからピカソ美術館へ。このあたりはまだ歩いた事なかったな!狭い路地だけど、もっと生活感を感じる路地だった。迷いながら美術館到着!
…しかし!なんと18時以降は無料だけど整理券が必要とのこと。そして整理券は全部配布済み。ワイ入れず。
…なぜだ?今日はツアーも美術館もうまくいかん!情報収集不足ですね。はあ…。でもショップだけは入っていいよってことだったから、折角だしと思って見て回ることに。
私はあんましピカソには興味がない。何がすごいのかあまり分からない、上手なんだろうけど好みではない。笑 それにピカソとムンクが時々混ざって、暗い絵画が多いしなって印象。だったんだけど…!写真集を見てそのイメージは一転、詳しくは知らないけど、私の中のピカソはとってもお茶目でふざけた人笑 たった1枚の写真が私のイメージを変えちゃった!
(ネットで簡単に調べたところ、お茶目なおじいちゃんではなくてチャラ男だったw でも納得w 面白い人はモテるよね)
この人は面白いぞ!ピカソの絵画より、彼自身の事が知りたくなって本を片っ端からみてったんだけど、なかなか良いものが見つからず。写真付きのがいいんだけど、どれもなんだか堅苦しい写真ばっかり。そうじゃないんだなー。
諦めかけたところで、私は見つけてしまった…!!ピカソと愛犬ランプの写真集を!!この写真集に載ってるピカソの表情が最高なの。ピカソの絵画が並んだアトリエで遊んでる子供たちの写真もあって、ピカソはいいおじいちゃんだったんだろうなって。この写真を撮ったカメラマンが長年の友人だったこともあって、ほかの写真よりももっと日頃のピカソ自身を写した写真が多くて良かった。
だけど…20ユーロもする…!それに朝荷物送っちゃったから暫く持ち歩かなきゃいけない…悩みました。めーちゃめちゃ悩みました。ちょっと買いすぎじゃないかい?本当に必要かい?本当に欲しいかい?
…わからない。その本は元々イギリスで発行されたもの。もしかしたら日本語で同じものが発行されてるかもしれない。日本で手に入るものなら、あえてここで買う必要もないしな…ぐるぐる1時間悩んでたわw どんだけ必死よww
まあ…
買ったんだけどね!!!
これを見たらきっとみんなのピカソ像も変わるはず!絵画も素敵だし、才能も溢れてると思うけど、やっぱりその人のストーリーや個性を知るともっと楽しいと思うの。早く日本に無事に送り届けたいなー。
ちなみに日本語版調べました。ありました!しかしアマゾンでまさかの最安値5000円!一番高くて16000円!まさかー!!!私はこれを22ユーロで買ったから、5000円で売ったとしても2500円ぐらい儲かる…!?
…スペイン語なんだけどねw 需要あるかな?ピカソはスペイン生まれなんだよ知ってた?英語の方が欲しかったんだけどさ…スペインで買うならやっぱりスペイン語かなって…翻訳…しなきゃ…。
ちなみに表紙が汚いから店員さんに「新しいの出して」って頼んだら、変な顔された。壊れてる?壊れてないならどれも同じよって言われた笑 はいそーですね笑
それからバスターミナルに戻って、バス乗車!バルセロナからジェノバまで12時間70ユーロ!明日の値段調べてみたら、たった1日で30ユーロも値上がりした90ユーロだったよ。(昨日の時点では60ユーロだったの)。たっけーな。90ユーロ出すなら、100ユーロ出して客船でイタリア行くわ。ローマ近くまで行けるよ。ジェノバ行きもあるよ。
いざバスに乗って外を見てたらお客さんの荷物が2個取り残されたまま、トランクの扉が閉められた。私はあの荷物の持ち主を知っている。私の目の前で、荷物を預けていたおじちゃん。荷物は自分で乗せるのを知らなくて、置きっ放しにしてたから大丈夫か?と思ってたの。そしたら案の定放置されてるw 顔はうろ覚えだったけど、それっぽいおじちゃんに、荷物が残されてるよって伝えたらビンゴ!よかったいい事した!
しかし…私のバスの席は最悪っすw 隣が刺青ものすごいいかついお兄ちゃんで、がたいいいからめっちゃはみ出しとるよ。しかも電話しだしたよ。辛い…12時間つらい…すでに歩きすぎて腰が痛い。あと10時間。ん?あと10時間?10時間なら行ける気がするー!
そして通路の反対側からは日本語が聞こえてくるー。見た目的に学生さん。トマティーナのために来たみたい。めっちゃ細かくお金の計算して、話し合ってる。使いすぎたみたいw そして計算が合わないのかな?なんか話し合ってる。大丈夫か…?めんどくさそww 人の話聞いてると、せっかく旅行してるんだからお金のこと考えすぎるなよ☆って思っちゃうね笑
よっしゃ!腰痛いから寝るわ!スペイン本当に楽しかった!ありがとう!観光中は全然現地の人と関わらなかったけどw それでも大好きスペイン!また来るねー!ごはん美味しいし、街の景観や自然がかっこいいし!
あっちなみにバルセロナはガウディに感謝した方がいいと思う。ガウディいなかったら観光地全然ないからね。シティタックスとってきたり、観光で儲かってるから独立したいとか言ってるみたいだけど、ほんと、ガウディのおかげだからな!
最終日撮ったのこれだけw
イタリアではどんな出来事が待っているかなあドキドキするなあ…