NOTE

Seek sustainable life with the nature

明るいイタリア人農家、フラ!

今日も思いついたままに書き散らかすからね!何を言いたいのか分かんないかもね!だって私も何言いたいか分かってないけど書いてるからww

 

今、お世話になってる農家は、野菜の種と、ミントの葉っぱを売っているよ。それからサブとして、パートナーのフィリッポが野菜を育ててる。

 

私が収穫の手伝いをした向日葵。あれは企業から頼まれてやってる事なんだって。企業から種と説明書が送られてきて、その種を増やすために畑に植えて育てる。説明では向日葵の背丈は80センチって言われてたらしいけど、180センチはあったw 1をつけ忘れたとしか思えない笑

 

これはなかなか興味深かった。企業が農家に頼んでくる事もあるのね。

 

フラは1日中朝から晩まで働いてるから、いっぱい喋る機会がなかなかなかったんだけど、今日一緒に買い出しに行って話をしたよ!

 

フラは大学と大学院で、agricultur scienceを学んだらしい。科学ってつくだけに、農業についてっていうよりは、研究の方が多かったみたい。当時は生徒が100人しかいなかったのに、今では3000人もいるっていうから、農業に対する関心が高まっているみたいね!嬉しい。

 

農業に関心を持ったキッカケを聞いたら、両親が農家だから、自分が農家になるのは自然だと思っていたんだって。大学生の時だか卒業したあと、桃と葡萄のオーガニックファームで仕事をして、そこで自分もオーガニックファームをやりたいと思ったんだってさ!

 

ちなみにオーガニックファームだけど、農薬使ってるぜ。ただその農薬は土中にとどまらず、すぐに消えてしまうから、その農薬を使ってもオーガニックファームと名乗れるんだって!農薬の名前教えてくれたけど、いかんせん英語なので理解できず忘れた…!

 

そのあとフラは、友達が見つけたファームを一緒に運営することに。しかしその友達は無計画で真面目じゃなかったから、真面目なフラはその分頑張ってしまうから、かなり鬱っぽくなったらしい。。。

 

それで自分の農場を運営することにしたんだって。確か…去年から!w 驚いた!試行錯誤中らしい。でも経験があるから、うまく農場はまわっているみたい。

 

当時は大変だったけど楽しかったし、あの出来事は必要だったって言っていたよ。それがあって今がある。

 

そこで私は聞いてみた。地球はこのまま悪くなっていく一方だと思う?って。

 

そしたら、彼はまだ希望を持ってるらしい。そして彼は環境保護がやりたくて農家をやってるんじゃないけどねって。私は衝撃を受けた!

 

彼はオーガニック野菜をとることが自分の為に良い事だから。自然の中で生活することが合っているから、農家になったんだって教えてくれた。

 

そう…それはスペインの農家でも感じていたこと…。みんなたいして気負ってないんだよね。環境を守らなければ!って。

 

以前にも書いたけど、農業をやる事は環境に良いのか?って悩み。まあ…そもそもあった自然を耕して草のない農地にして、人の手で管理してるから、環境をむしろ壊している。それでも農家なしでは、人間は生きていけない。今でさえ全人類が食べるだけの量を確保出来ていないのに、環境に悪いから農業やめましょうなんて非現実的すぎる。もうわたし達は農業からは抜け出せない。それならせめて、生態や自然環境に害を及ぼす農薬を使いすぎないようにしよう。それが自然と人間の営みの折衷案。

 

そんなわけで、わたしは農家を応援しようと思った。それから大量生産大量廃棄を止めるためと、輸送にかかるコストとエネルギーと汚染物質排出量削減のためにも、国内の農家さんを応援して、地産地消を進めようと。

 

どうも私は相手も自分と同意見だろうと思い込んでいる時がちょこちょこある。今日のフラみたいに。フラは決して地球どうでもいいってわけじゃないんだよ。今ここで止めなきゃって言っているし、大量生産にも文句を言っていた。豚工場のこととかも。

 

ただ優先順位がちがったのね。

私が農業に興味がある理由

1:環境保護  2:自分の健康の為

フラが農業に興味がある理由

1:自分の健康の為  2:環境保護

 

いやむしろフラにとって、環境保護ラッキースケベならぬ、ラッキーおまけだったのかもしれない。まあ理由はどうあれ彼はオーガニックファームをやっていて、環境問題についてもしっかり考えている。向かう先は同じなのじゃ。

 

果たして、この違いによって、将来向かう先は違ってしまうのかな?と少し思ったよ。結婚するわけじゃないけどww たとえば私が環境保護を優先した農業にしたい、と言い出した場合、やり方は変わってくるんだろうか?

 

たぶん変わらないと思う。変わらないなら、むしろ、キッカケの多様性はとっても良いよね!

 

私が農業と自然の関係について話したら、フラが一冊の本をお勧めしてくれた!

 

それが…名前を聞き取れなかったの!あとで見せてくれるって言ったまま、彼は再び仕事へ笑 でも自然と農業のジレンマ、みたいなタイトルだったかと。すっごく読みたい。

 

フラはね〜住んでる土地についても詳しくてねえ。今いるのはイタリアでも例外的な場所、めっちゃ山岳地帯。アペニン山脈に属する山の一つにあるよ。川が山を削って深い渓谷を作っているから、実際見た目以上に山が高く見える。むちゃくちゃかっこいい。

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それからねーなんといっても明るいね!話す時の身振り手振りが本当に面白い。おちゃらけてる。けど、賢いんだなー。だから私は密かにルパンとあだ名をつけているw 見た目もそっくり笑  おちゃらけた性格と仕事になった時の真面目さのギャップがな!しかしワイの恋心は作動しなかった笑  残念ながらイタリアの農家の嫁にはなれなそうw 

 

あ、、、あとびっくりしたことはね?みんなワインがぶがぶ飲んだ後に、運転する。1杯ぐらいなら分かる。でも…2杯以上飲んでないかい?それで運転して農場行って、トラクター運転するのかい?ディナーのあとも、運転して帰ったよ…。いやはや…おそるべしイタリア人!

 

ちなみにフラは今日は土曜日だというのに、朝8時から15時ぐらいまで働いてたよ…。そんで一緒に買い出しに行ってから、17時からまた働き出して19時現在帰って来ていない…。働きすぎなイタリア人…!

 

追伸:イタリアのスーパーにも沢山エコロジー商品が並んでおりました。