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Seek sustainable life with the nature

自家採種禁止法について考える自然の循環とは

今日も今日とて向日葵狩りじゃーーい!

ハサミを手に、ひたすら狩りまくる。大変だったけど、今日は曇りでそんなに陽が出てないから、昨日ほど疲れなかったよ。

 

向日葵を収穫したら、残された茎だけの向日葵は容赦なくトラクターで土に還されました。

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自然の循環とは…。先日、自家採種禁止法の詳細を理解して、自然の循環を止める事は不自然だし私は反対なの。なんちゅーか種子法を廃止してモンサントの自由がきくようになった時点での、自家採種禁止法は、もう仕組まれてたとしか思えない。私は反対意見ばっかり見てるから、メリットもあるのかもしれないが…!

 

自家採種禁止法は、単純に言うと毎年農家は企業から野菜の種を買わなくちゃならない。自分の所でとれた種は使っちゃいけないのだ。(家庭菜園は除くらしい)

 

単純に考えて、それはおかしいと思うのじゃ。だって種を植えて、育てて、花が咲いたら、種は落ちるよ。その種を捨てろと言うのかい?わざわざ捨てて、また種を買うのかい?

 

いいかね?種を出荷するファームで今まさに働いてるからこそ分かる。種を作るために作られた野菜は捨てられているんだよ。例えば南瓜は切らないと種が取り出せない。切って種を取り出した南瓜は売れない。かといって食べきれる量でもない。だから捨てるしかない。

 

なんて勿体無い。私たちが食べるための野菜を作るために、捨てられてる野菜がある。なんだか矛盾している。

 

でもその南瓜を勿体無いからって売るとしよう。でも見た目が悪いから、ちょっと安くしないと人々は買わないかもしれない。だからといって安くして売ってしまうと、南瓜農家さんの南瓜が売れなくなって、市場を混乱させてしまうかもしれない。

 

そういう考えに行き着いたから、捨てるしかないんだろうなあって思う。それに種農家が必要なのも分かる。南瓜農家さんが翌年度の分の種を確保しようとしたら、売り物の数が減ってしまうんだろう。

 

そんな勿体無い動きを、自家採種禁止法は、更に増長させると私は思うのだ。そして何より恐ろしいのが、いくら農家がオーガニックにこだわっても、種がそもそもオーガニックじゃないかもしれない。

 

それこそモンサントという脅威がいる。日本の種をちょいちょいと遺伝子操作して、上手いこと言って、市場にばら撒くかもしれない。

 

友人のブログで読んだんだけど、モンサントはかつて、インドの農家の人々に遺伝子操作して改造した種を、育てやすいよと言って売りつけた。でもインドの土地に適さないその植物は、モンサントの売り文句とは裏腹に全く育たなくて、1000人以上もの農家さんが自殺してしまった。その種の説明書きには、適した土壌の話なんかが英語で色々と書いてあったんだって。でもインドの人々は英語が分からなかったから、彼らのセールストークを鵜呑みにしてしまった。

 

こんな非人道的な事を、お金と利益の為にやるような会社が存在するなんて、まじで世界ってどうかしてるぜ。それが未だに儲かってるんだよ。なぜだ?なぜその賢い知恵を、世界のために使えないのか。どうやって育ったらそうなるんだい?

 

いやしかし論点はそこじゃない!

 

相手はずる賢い。きっと日本人相手にもあの手この手でうまい商売手段を見つけてくるんだろう。

 

しかーし!そうはさせないぞ!!

 

私はね考えた。もしかしたらモンサントは、英語が分からないご年配農家をターゲットに狙ってくるかもしれない。なんの知識もない私だけども、英語なら分かる!だからね、農家を語学面で支援する団体でも作れないかなと今日閃いたのだ。英語だけじゃなく、ボランティアで色んな言語をカバー出来たら最強!ご年配農家さんはそもそもネットを使ってない可能性もあるから、そこは足で動くしかないんだけど…。行ける範囲で手伝いに行けたらいいな。

 

とにかく。種子を守る会もあるので、今後、政府とモンサントの動向には注意していきたい。

 

そして勿体無いを減らすためにも自家採種は断固反対したい。大体明確で納得できる理由がないのに、推し進めるあたりが、怪しさ満点だよね。そんなにお金が欲しいのか。

 

ただ今日向日葵を見ていて、農業も、自然の循環とは違うのかも。と少し思ったよ。ここは大規模農家だからかもしれないけど、種を取るために育てられた向日葵。種が落ちる前に全部収穫されて、残った茎部分はトラクターでマッシュされて。結局土に還る事にはかわりないんだけど、自然から恵みを分けてもらうっていうのとは違う。完全に自分のタイミングで、自然をコントロールしてるんだよなあと思ったのだよ。

 

向日葵をホームにしている虫たちも沢山いて、自然と向日葵が枯れるころには、彼らも死んでいるか冬に備えて何処かに行ってるか。だけどまだ花が咲いてる状態で全部壊しちゃったから、虫たちは余生をまた家探し餌探しに費やさなければならないのかと思うと…申し訳ない。まあ科学的根拠はなく、私の妄想なんだけど。

 

うーん、いつも始まりで分からなくなる。農業とは、自然の恵みをいただいてるのか。でも人間は食べなければ死んでしまうから、農業は必要不可欠。

 

でもオーガニック農家のサポートは、全力でする!特に国内で頑張る農家さんたち。

 

なによりもまず自分の健康の為に。私の尊敬する人がよく言っているのが、「食べる事は生きる事」。健康の為に食べる事だけが、この言葉の意味ではないんだけどね。

 

食べたものが身体を作る。健全な身体に、健全な魂は宿る!まずは体力がないと、何をするにも、疲れたーだるーって気鬱になっちゃうからね。

 

オーガニック野菜の何が良いって、農薬が使われていない!農薬は煙草以上に危険なものもあるけど、なんとなく、そこまで農薬の危険性って浸透していないような気がする。発がん性物質が多いものもあれば、生殖機能に障害を及ぼすものもある。友人が教えてくれたんだけど、自閉症発達障害の発症率も農薬を使った野菜をとることで格段に上がったっていうリサーチもある。農薬は百害あって一利なし。虫を殺す道具が、同じ生き物である私たちにとっては無害であるはずがないっちゅー話よ。

 

無農薬野菜と、農薬野菜、たった50円値段が違うとしよう。その50円で自分が格段に変わるんだよ。最近調子悪いなー疲れかなあ…と思ったら、ごろごろ寝るのもいいけど、無農薬野菜を使って手料理を作って食べて欲しい。無農薬野菜がまず身体のデトックスをして、手料理をして目の前のことに集中する考え事しない時間を作って、手料理したっていうインスタをあげて満足度を上げるだけで、だいぶ元気になると思うよ!

 

それに無農薬野菜を育てる手間を考えると、たった50円、むしろ払いますっていう気持ちになるよ。農薬なんて散布するだけで終わり。なにも虫を殺すやつじゃなくて、単に草むしりの手間を減らす為の除草剤でも同じ。結局有害成分が地面に染み込んでいて、そこから野菜は栄養と一緒にその成分を取り込んじゃうからね。だから草むしりは手作業だし、殺虫剤を使わないかわりに、細かい手入れをしているからね。農家さんがそうやって手間暇かけて愛情深く育てた野菜だもの。数十円の差で、自分もハッピー無農薬農家もハッピー地球もハッピーだよ!毎日そうしろとは言わない。でもとりあえず1週間だけやってみてほしい。オーガニック週間!きっと違いが徐々に分かってくると思うな。

 

ところで、ふと思ったんだけど、スーパーで生産者の写真が載ってる野菜。あれって無農薬野菜?顔が見えることで、安心安全な野菜であることを伝えるやつだけど…顔写真ある=オーガニック野菜なんだっけ?と思って…。オーガニック野菜じゃないなら、顔が見えても、それは決して安心安全ではないのでは…?インスタと同じ、良いとこどり発信で本質をついていないのでは…??あれれ???

 

でもね、農家さんだって、みんな愛情深く育ててることも知ってる。私の親戚だって農家だし。農薬を使う事が悪なんじゃない。ただ一部の人間が、悪意や悪巧みによって、農薬をばらまいてる事が許せん。無農薬野菜だけで生きていく事は無理。だけどちょっとずつ方向転換する事は可能なのかな?

 

こういう事考えてると、本当に落ち込むんだよね。そんで早く死にたくなるんだよねw 悲しくなりすぎてw 農業とか環境だけじゃなく、動物虐待を止められない事とか、いろんな問題を考え出すから。だから希望は持ちつつ、期待はせずに、今後も自分に出来ることをやっていきたいと思う。私の迷走はまだまだ続く。

 

最近は飛び込んでくる情報が多くて、私の知識不足が目立っているのじゃ。色々と調べ物したくても、ネットはプリペイドであまり使えないし、何より携帯で調べ物すると目が疲れるからいやだ!これ以上視力下がるのもいやだ!紙媒体で情報を入手したい。ブックオフ行きたい欲が日々高まっております。あー…日本語の本読みたい。

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