NOTE

Seek sustainable life with the nature

大学は行くべき。勉強したい29歳。

あきな迷走中。

 

ワイはかつて、もう勉強したくないからという理由で、大学進学をしなかった怠け者なのじゃ。動物好きだしトリマーになろうと思って、専門学校に行ったのじゃ。みんなが入学試験で苦労する中、面接だけで楽々入学したのじゃよ。

 

まあ、それはそれで後悔はないんだけど!色んな積み重ねで、今の自分には、ほぼほぼ満足している。

 

だが、しかし!!どうしても基礎知識の欠如が気になる!!

 

結局いつも環境問題や農業問題について考えても、科学的根拠も研究も何も知らないから、私の主観的な素人目線な考えで終わっちゃう。

 

もっと政治に詳しかったら…もっと日本の農業の基礎知識があれば…そう思ったことは、一度や二度ではない。30歳目前にして、今、めちゃくちゃ大学で勉強がしたい!

 

大学に行くべき理由は細かくあげれば色々あるんだけど、絶対ナンバーワンの理由はこれだ!

 

国内外の大学院で勉強できる

つまりいつでも専門的な勉強を始められる!

 

これはでかい!やりたい事を見つけた時、それが専門性の高い学問だったら、大学院で学ぶのが一番良いと私は思う。だけど、大学を出ていない私は、すぐに入る事ができない。

それに比べて大学卒であれば、いつでも何回でも時間と費用がある限り、学びたい事を学べるのだ!

 

日本の大学院も勿論良いけど、海外の大学院に行くのもひとつの手だと思う。海外で生活をして、日本を客観的に見るようになった。これは私だけじゃなくて、旅行でも留学でも、海外に出ると日本を客観的に見るようになると思うの。

 

井の中の蛙、大海を知らず。

 

これは私の人生の格言かもしれんな。海外と比較した日本ていうのは、とても大事だと思う。実際日本の授業でも、海外との比較や日本の問題点について学ぶのかもしれない。でも日本の報道に関する操作っぷりや、中高で学んだ社会の教科書を見ていると、どうも日本は日本を美化している気がする。特に戦争について。原爆を落とされた被害者としての日本、ていうイメージが強いけど、そもそも日本喧嘩吹っかけてるから。とっても非人道的な事をした加害者でもある。

 

だけど、私は中高の勉強では一切そんな風に感じた事がない。満州事変ていう言葉は覚えてるけど、実際日本がどんだけ悪い事をしたかとかは一切覚えてなかった。20代後半で、自分から興味を持って「昭和史」っていう本を読んで学んだ事実。

 

だから日本の大学で、客観的視点からの勉強が出来るのかは、少し謎。だから出来る事なら私は海外の大学院に行きたいと思った。

 

だけど…当たり前なんだけど…大学院に入るには、バチェラー(修士)を終えてないといけない…!!

 

つまり私の場合は、大学の修士から始めないといけない。修士と博士で計6年。んーーー…ちょっと長いかなーーー。そんなわけで、ワイは大学院への夢を諦めたのだ。

 

海外の大学院で勉強するメリットは他にもある!

 

外国人の友達が出来る事!

 

これは大きい!何故なら、色んな国のリアルな話を聞いて自分の国と比較することで、反面教師にもなるし、良いところを真似する事も出来る。私はスペイン人の友達からリアルな話を聞いて、ものすごく衝撃を受けたもの。失業率の高さは知っていたけど、友人からいかに就職が大変で、就職してからも理不尽な目に合うかを聞くと、教科書の数字以上にリアルに感じられた。

 

仲間が出来るのも勿論とてもいいよね!色んな国での政策や、取り組みや、運動についての情報も入ってくる。

 

勉強は自分で本を買ってする事も出来る。でもそうすると勉強の対象は、自分が興味のある事に限られる。興味のない事にはなかなかやる気も起きてこない。その点、大学は色んな事をカバーしてくれるからとても良い!

 

一見関わりがなさそうでも、全ての学問と問題は繋がっている。

 

これは本当に不思議なんだけど、世の中って丸いんだよ。端っこがない。うまくできてる。地球は丸いし、惑星も円形(楕円形)に動くし、自然の営みは循環している。学問と問題も全部繋がってる。

 

もう耳タコ(死語?w)かもしれないけど、例えば、農業と貧困と温暖化。農業を改善させれば、貧困と温暖化に良い変化が訪れると、私は思っていてね?

 

国内の地産地消を活発にする。  (日本の食糧自給率が上がる。お金が国内で循環する)

飛行機や船での輸送に使われる燃油やエネルギーが削減される。  (地球環境保護)

野菜や果物の原産国に、自分たちが食べる分の食糧が残る。  (貧困改善)

 

といった風にね!

貧困改善と環境保護は一見畑違いに見えるけれども、根っこは同じところにある。だから地球環境保護だけに専念するんじゃなく、世界の飢餓や貧困に対する知識もあると、より理解が深くなって、アプローチ法も色々見つかると思うの。

 

あとはやっぱり国家の中で生きてる以上、政治の知識が必要不可欠になる。政治が国を作る、その政治を作るのが自分たちである。それが民主主義だ!だけども…ほんっとに政治って難しすぎて、ぶっちゃけると、私は何も分かっていない!支持する政党もいない!!だってどの政党も嘘くさいんだもの。右翼左翼もよく分からん始末。29歳にしてやばいよねww これが20代を遊んで暮らしてきたワイの正体や!偉そうな事言いつつも、実は馬鹿だから、説得力に欠けるのじゃ!!涙

 

だから政治や社会についても教えて欲しい。それも私が大学に行きたいひとつの理由。本当にね、こればっかりは恥ずかしいからね。右翼ってなんですか?左翼ってなんですか?飛行機の話ですか?デモクラシーも説明しろって言われても、うまく説明できませんww なぜ英語にした。日本語にしてくれ。

 

ファームステイ先や、旅行中にホステルで友達になってご飯食べに行ったりするとね。大体が自分の国の話になるんだよ。それでね、日本て国はみんなにとって未知の世界だから、色々と聞かれるんだよ。ワイ、いつも必死。知ってる情報を一生懸命説明する。

 

対して、海外の人たちは、みんなしっかり自国について学んでる。ファームの人たちは農業やパーマカルチャーとかエコファームについての知識はもちろんのこと事、政治のこと、国のこともよく知っている。私は驚いた。みんな賢い。それが大学に行っているからかどうかは分からない。でもそんな彼らに日本という国を知ってもらうためにも、正しい知識を身につけておきたかった!!

 

だから、今、私は大学に行って全部学びたい。日本について、世界について、政治について、自然科学について。個人的な趣味で、宇宙についても学びたい。

 

でももう遅い…。29歳で大学に行く事には抵抗はない。年齢的に遅いっていう意味ではないよ。ただ私はやりたい事がもう見つかってて、その仕事を優先させたい。現場に出て、少しでも早く環境保護に携わりたいっていう焦りもあるのかもしれない。

 

だけど、短大に行く事は考えてるよ。環境学を学ぶ為に。4年は長いけど、2年だけなら。働きたい会社でバイトとして雇ってもらいながら、2年間大学生をする。32歳で再就職なら私の中で、ノープロブレム。そのまま社員登用してもらえるかもしれないし、人脈を生かして別の場所に行くかもしれない。

 

かなりタフな生活になるだろうけど、いつまでも大学行かなかった事を悔いるよりは、良いと思うの。30歳、再出発だな。もし大学微妙だなと思ったら、中退して、社員登用してもらう笑

 

だからね、大学行く意味分からんって人も、とりあえず4大行っといたらいいと思うよ!後から、行きたかった!って思っても、すぐに行けないから。やらない後悔より、やる後悔。勉強って思ったより楽しいんだぜ。

 

それに気付くためには、とりあえず英語の勉強して、喋れなくても海外旅行なり留学して、海外の人たちと喋ってみる事!勉強はテストのためにするんじゃない、自分の知的欲求を満たし、かつ、コミュニケーションのツールのひとつとして使えるもの。生活に役立つものなのじゃよ。

 

おっと、最後にひとつ。

よく見かける大学に行くメリットとして「社会的地位を高くする」「良い会社に入る」ために行くくらいなら、行かなくていい!

 

大学は、就職活動のツールじゃない!大学は、知識を身につける場所であり、過去の偉人たちが苦労の末に発見した自然界の成り立ちや、人間のこれまでの歴史を学ぶ場所!!

 

そもそも社会的地位ってなんだ!高卒専門卒の人より、大学行った人の方が身分が高いっていう印象を与えるのは良くない!これが「肩書き社会日本」の良くないところだよ。

大卒です!なるほど、新卒の就職活動では有利になるかもしれない。でも新卒の就活は一生に一度しかない。

●●大学っていう、肩書きに自惚れてほしくもない。難関学校に入る努力はすごい!そう、その大学に入った人は目標のためにものすごい努力ができると言う長所を持った人。大学はあくまでも勉強するために行く所であって、自分の個性を代弁するものではないよね!

なかなか日本社会の中では、自分の個性で勝負する機会はないかもしれない。でも本当に大事なのって、肩書きでも大学名でもなく、自分がどんな人かだからね。

 

やりたいことが決まってないなら、色んな知識を身につけるために、大学に行く事を絶対お勧めします!!就職のためじゃなく、自分自身を磨くために!!

 

自家採種禁止法について考える自然の循環とは

今日も今日とて向日葵狩りじゃーーい!

ハサミを手に、ひたすら狩りまくる。大変だったけど、今日は曇りでそんなに陽が出てないから、昨日ほど疲れなかったよ。

 

向日葵を収穫したら、残された茎だけの向日葵は容赦なくトラクターで土に還されました。

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自然の循環とは…。先日、自家採種禁止法の詳細を理解して、自然の循環を止める事は不自然だし私は反対なの。なんちゅーか種子法を廃止してモンサントの自由がきくようになった時点での、自家採種禁止法は、もう仕組まれてたとしか思えない。私は反対意見ばっかり見てるから、メリットもあるのかもしれないが…!

 

自家採種禁止法は、単純に言うと毎年農家は企業から野菜の種を買わなくちゃならない。自分の所でとれた種は使っちゃいけないのだ。(家庭菜園は除くらしい)

 

単純に考えて、それはおかしいと思うのじゃ。だって種を植えて、育てて、花が咲いたら、種は落ちるよ。その種を捨てろと言うのかい?わざわざ捨てて、また種を買うのかい?

 

いいかね?種を出荷するファームで今まさに働いてるからこそ分かる。種を作るために作られた野菜は捨てられているんだよ。例えば南瓜は切らないと種が取り出せない。切って種を取り出した南瓜は売れない。かといって食べきれる量でもない。だから捨てるしかない。

 

なんて勿体無い。私たちが食べるための野菜を作るために、捨てられてる野菜がある。なんだか矛盾している。

 

でもその南瓜を勿体無いからって売るとしよう。でも見た目が悪いから、ちょっと安くしないと人々は買わないかもしれない。だからといって安くして売ってしまうと、南瓜農家さんの南瓜が売れなくなって、市場を混乱させてしまうかもしれない。

 

そういう考えに行き着いたから、捨てるしかないんだろうなあって思う。それに種農家が必要なのも分かる。南瓜農家さんが翌年度の分の種を確保しようとしたら、売り物の数が減ってしまうんだろう。

 

そんな勿体無い動きを、自家採種禁止法は、更に増長させると私は思うのだ。そして何より恐ろしいのが、いくら農家がオーガニックにこだわっても、種がそもそもオーガニックじゃないかもしれない。

 

それこそモンサントという脅威がいる。日本の種をちょいちょいと遺伝子操作して、上手いこと言って、市場にばら撒くかもしれない。

 

友人のブログで読んだんだけど、モンサントはかつて、インドの農家の人々に遺伝子操作して改造した種を、育てやすいよと言って売りつけた。でもインドの土地に適さないその植物は、モンサントの売り文句とは裏腹に全く育たなくて、1000人以上もの農家さんが自殺してしまった。その種の説明書きには、適した土壌の話なんかが英語で色々と書いてあったんだって。でもインドの人々は英語が分からなかったから、彼らのセールストークを鵜呑みにしてしまった。

 

こんな非人道的な事を、お金と利益の為にやるような会社が存在するなんて、まじで世界ってどうかしてるぜ。それが未だに儲かってるんだよ。なぜだ?なぜその賢い知恵を、世界のために使えないのか。どうやって育ったらそうなるんだい?

 

いやしかし論点はそこじゃない!

 

相手はずる賢い。きっと日本人相手にもあの手この手でうまい商売手段を見つけてくるんだろう。

 

しかーし!そうはさせないぞ!!

 

私はね考えた。もしかしたらモンサントは、英語が分からないご年配農家をターゲットに狙ってくるかもしれない。なんの知識もない私だけども、英語なら分かる!だからね、農家を語学面で支援する団体でも作れないかなと今日閃いたのだ。英語だけじゃなく、ボランティアで色んな言語をカバー出来たら最強!ご年配農家さんはそもそもネットを使ってない可能性もあるから、そこは足で動くしかないんだけど…。行ける範囲で手伝いに行けたらいいな。

 

とにかく。種子を守る会もあるので、今後、政府とモンサントの動向には注意していきたい。

 

そして勿体無いを減らすためにも自家採種は断固反対したい。大体明確で納得できる理由がないのに、推し進めるあたりが、怪しさ満点だよね。そんなにお金が欲しいのか。

 

ただ今日向日葵を見ていて、農業も、自然の循環とは違うのかも。と少し思ったよ。ここは大規模農家だからかもしれないけど、種を取るために育てられた向日葵。種が落ちる前に全部収穫されて、残った茎部分はトラクターでマッシュされて。結局土に還る事にはかわりないんだけど、自然から恵みを分けてもらうっていうのとは違う。完全に自分のタイミングで、自然をコントロールしてるんだよなあと思ったのだよ。

 

向日葵をホームにしている虫たちも沢山いて、自然と向日葵が枯れるころには、彼らも死んでいるか冬に備えて何処かに行ってるか。だけどまだ花が咲いてる状態で全部壊しちゃったから、虫たちは余生をまた家探し餌探しに費やさなければならないのかと思うと…申し訳ない。まあ科学的根拠はなく、私の妄想なんだけど。

 

うーん、いつも始まりで分からなくなる。農業とは、自然の恵みをいただいてるのか。でも人間は食べなければ死んでしまうから、農業は必要不可欠。

 

でもオーガニック農家のサポートは、全力でする!特に国内で頑張る農家さんたち。

 

なによりもまず自分の健康の為に。私の尊敬する人がよく言っているのが、「食べる事は生きる事」。健康の為に食べる事だけが、この言葉の意味ではないんだけどね。

 

食べたものが身体を作る。健全な身体に、健全な魂は宿る!まずは体力がないと、何をするにも、疲れたーだるーって気鬱になっちゃうからね。

 

オーガニック野菜の何が良いって、農薬が使われていない!農薬は煙草以上に危険なものもあるけど、なんとなく、そこまで農薬の危険性って浸透していないような気がする。発がん性物質が多いものもあれば、生殖機能に障害を及ぼすものもある。友人が教えてくれたんだけど、自閉症発達障害の発症率も農薬を使った野菜をとることで格段に上がったっていうリサーチもある。農薬は百害あって一利なし。虫を殺す道具が、同じ生き物である私たちにとっては無害であるはずがないっちゅー話よ。

 

無農薬野菜と、農薬野菜、たった50円値段が違うとしよう。その50円で自分が格段に変わるんだよ。最近調子悪いなー疲れかなあ…と思ったら、ごろごろ寝るのもいいけど、無農薬野菜を使って手料理を作って食べて欲しい。無農薬野菜がまず身体のデトックスをして、手料理をして目の前のことに集中する考え事しない時間を作って、手料理したっていうインスタをあげて満足度を上げるだけで、だいぶ元気になると思うよ!

 

それに無農薬野菜を育てる手間を考えると、たった50円、むしろ払いますっていう気持ちになるよ。農薬なんて散布するだけで終わり。なにも虫を殺すやつじゃなくて、単に草むしりの手間を減らす為の除草剤でも同じ。結局有害成分が地面に染み込んでいて、そこから野菜は栄養と一緒にその成分を取り込んじゃうからね。だから草むしりは手作業だし、殺虫剤を使わないかわりに、細かい手入れをしているからね。農家さんがそうやって手間暇かけて愛情深く育てた野菜だもの。数十円の差で、自分もハッピー無農薬農家もハッピー地球もハッピーだよ!毎日そうしろとは言わない。でもとりあえず1週間だけやってみてほしい。オーガニック週間!きっと違いが徐々に分かってくると思うな。

 

ところで、ふと思ったんだけど、スーパーで生産者の写真が載ってる野菜。あれって無農薬野菜?顔が見えることで、安心安全な野菜であることを伝えるやつだけど…顔写真ある=オーガニック野菜なんだっけ?と思って…。オーガニック野菜じゃないなら、顔が見えても、それは決して安心安全ではないのでは…?インスタと同じ、良いとこどり発信で本質をついていないのでは…??あれれ???

 

でもね、農家さんだって、みんな愛情深く育ててることも知ってる。私の親戚だって農家だし。農薬を使う事が悪なんじゃない。ただ一部の人間が、悪意や悪巧みによって、農薬をばらまいてる事が許せん。無農薬野菜だけで生きていく事は無理。だけどちょっとずつ方向転換する事は可能なのかな?

 

こういう事考えてると、本当に落ち込むんだよね。そんで早く死にたくなるんだよねw 悲しくなりすぎてw 農業とか環境だけじゃなく、動物虐待を止められない事とか、いろんな問題を考え出すから。だから希望は持ちつつ、期待はせずに、今後も自分に出来ることをやっていきたいと思う。私の迷走はまだまだ続く。

 

最近は飛び込んでくる情報が多くて、私の知識不足が目立っているのじゃ。色々と調べ物したくても、ネットはプリペイドであまり使えないし、何より携帯で調べ物すると目が疲れるからいやだ!これ以上視力下がるのもいやだ!紙媒体で情報を入手したい。ブックオフ行きたい欲が日々高まっております。あー…日本語の本読みたい。

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イタリアの山で畑仕事はまじしんどい!

今日は撃沈ー!!!つっかれたー!

 

今日の仕事は、丸太の移動と向日葵の収穫。向日葵の収穫がめちゃくちゃ疲れた!!この向日葵は種収穫用だから、トラクターや機械を使ってザクザク切るわけにはいかず。種が余計に落ちちゃうからね。そんなわけでみんなでハサミ持って、ひたすら向日葵を収穫したよ。

 

もうね…容赦ないね!茎という茎を、ざっくざく切っていく。花同士が絡み合って取れない時も、ざっくざく切っていく。心は無だった。だから今言う。向日葵ありがとう、君の種は無駄にしないよ!

 

これが多分4時間ぐらいかな?ある程度収穫したらそれを温室まで運んで並べて乾燥させるんだけど、この運ぶのがまたしんどい!上り坂だし、たんまりたまった向日葵の重い事!でも途中から、フィリッポが気を遣ってくれて、私は一番軽い最後尾を担当。なにせスタッフが5人もいるんだけど、女性は私1人。とんだ物好きだよね、私も!とんでもねえ所に来ちまったぜ!

 

何より暑さがこたえるね!何度か分からないけど、イタリアの山はまだまだ日差しが強い。今日もラボでの仕事だと思って、日焼け止めしっかりと塗ってなかったから、9月にもなってめちゃくちゃ焼けた!もうシミがやばいよー。シミおばさんだよ。ノルウェーで出来た蚊の跡も治らないし、アザはあるし、こんな腕した女は日本じゃモテないんだろうな。原始人かよって言われそう。何より外国人はみんな腕の毛は剃らないから、私も日本だろうが何処だろうが腕の毛は剃っていなかったのだ。面倒臭くて。(結婚式参列の時はジョリジョリした) 日本では時々恥ずかしくなる時もあるけど、だってこれが普通じゃん!?私地黒だからあんま目立たないしw シミも目立たないから、まいっか!w

 

こうして6時間一生懸命働きまして…。あ、そうだ!インターンに来てる移民の人たちと少し話をしたよ!エンサはセネガルから、ジョンはギニアからだって。エンサはセネガルで農家やってて勉強のために来たらしい。わたしゃてっきりイタリアに移民としてやってきて、仕事を貰うために農業の勉強してるのかと思ったよ。ただ…彼らは英語喋れないし、私はイタリア語喋れないしでなかなか会話が難しい!でも彼ら凄いんだよ!フランス語もイタリア語も喋れる。私もなあ…フランス語喋れたらなあ…ケベックにいたのになあ…!

 

家に帰ると、フラが美味しい昼ごはん作ってくれてた!豆の煮込みと、シーフードパスタ!わーい!イタリアーノ!!(パスタは市販)美味しかったー!働いた後、ランチはいつもフラとフィリッポとヴァレリアが作ってくれるから有難い。そのかわり夜ご飯は自主的に1品作るようにしているけど!あまりにもおかずがない時はね。なにせ彼らはいつも19時か20時ぐらいに帰ってくる。朝の7時から働き始めて、13時から15時までランチ。それからまた少なくとも18時まで働くんだよ…1日9時間。日の出から日の入りまでだよ。

 

でもねー心地よい疲れなんだよねえ。まあ今日もランチ後ベッドに倒れこんで、3時間も寝たわけなんだけど。身体の疲れだけだから、寝れば回復するんだよね!もちろん効率よく作業するために頭も使いながら働くけど、考えすぎて気持ち悪いぐらい疲れると言うことがない!(パートタイムだからってのもあるけど) それに身体動かしてるから、肩凝りもない。腰は痛めるけどw ううん、これに関してはどっちもどっちだね。

 

さっき帰ってきたフラと話してて、明日も朝から畑作業みたいだ。向日葵の収穫と、ミントの収穫と、コーンの皮むきと、、、あと忘れた!まずは向日葵の収穫を終わらせるみたい。自分のペースで無理なくやってねと言ってくれたよ。ありがたや。まじで今日は疲れ切ってたからな…明日も無理なく頑張ろう。もう木曜日かあ…来週にはお暇かなあ。作業は大変だけどちょっと寂しいなー。ちょっとだけ延ばしちゃおうかなあ…なんて。この後も旅が待ってるし、天気の崩れやすい10月中旬までにはギリシャ旅を終わらせてアジアに行きたいからなー。

 

いやー…なんだか本当に良い経験してるわー。ゆっくり休めるし、旅行しながらのWWOOFingは本当にお勧め!

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旅で仕事はできん!

私こと凡人から一言。

 

旅で仕事なんてムリ!

 

よくパソコンひとつあれば出来る仕事で、旅をしようと言うよね。

 

あのね…

凡人にはムリだよ!

先に言っておくけど!!

 

ワーホリとか語学留学中ならいいよ。でもね…旅行中は結構厳しいよ!何故かって、時間がねーんだわ!観光してるだけだけど、観光っていってもやる事多いよ!すごく贅沢な話だけど笑

 

まず大体ひとつの都市に2泊するんだけど、1泊目は移動&観光スポットのチェック。2泊目は観光。夜は次の日の移動の行程とホテルチェック。そしてまた1泊目に戻る。

 

じゃあ3泊4泊すればいいじゃんて?むしろ3泊4泊で足りる?だって仕事だよ。もっとかかるんじゃないかな?だってそれでお金もらうんだよ!2日で商品作れる才能あったら、旅行中にちまちまお金稼ぎません!

 

旅慣れしてない人なら、もっと調べる事多いよ。危険地域調べて、宿もそのエリアは外したり。日々緊張と不安で、仕事出来る精神状態じゃないかもよ。移動の手段だって、現地語もしくは英語で細かく調べなきゃいけないし。節約してないなら話は別だけど。

 

何よりヨーロッパにはシェンゲン協定があるから、3ヶ月以上滞在出来ない。仕事のために1カ所の滞在時間伸ばしたら、他の国まわれないかもしれないよ!

 

だから、旅行中はね、旅行に専念するのが一番だよ!そうじゃないと、ああ締切やばいのに…って観光を楽しめないと思うな!

 

あと旅して記事書くやつもあるけど…あれも、かなり面倒だよ!ww 経験から言わせてもらうと、まず、写真用意するのめんどい!w それからGoogleマップ調べて貼り付けて、開館時間も調べて載せて…ってやってると1日以上かかる。それで下手したら1記事1000円以下。1時間分の時給にも満たないわけですよ。それでも収入ゼロよりマシ!と思うかもしれない。でも1ヶ月で1000円よ?それなら一回豪華なディナー我慢する方が、よくない?

 

だから記事執筆もワーホリ中で時間があるならいいけど、旅行中で限られた時間で観光してるなら、あんまりお勧めしないな!

 

だからね。凡人に対する私のアドバイスはただひとつ。

 

旅行に出る前に、がっつり働くべし!!!そしてがっつり貯めるべし!!!

 

以上!!

 

中にはものすごい根性で、旅しながら稼ぐ人もいる。そう言う人たちに憧れる!でも私はムリだったわーって話よww

イタリアでWWOOFing

はーい、今日は仕事2日目〜!

私の 1日のスケジュールはこちら。

 

7時〜13時までノンストップ仕事!

 

昨日ね思ったの。そーいや休憩してないなーって。それでね今日、たまたまフラが持ち場を離れてる時に、フィリッポが休憩しようかって。近くのテラスで、お茶とパンをいただきましてね。そしたらフィリッポがね、毎日15分でいいから休憩あればいいのにねって言い出して。

 

ん?ですよ。んん?もしかして今日のこれは特別なの?って聞いたら、うんて。

 

わーお、今までで一番ハード!みんなで一緒にやるから、サボれない。笑  でも誰よりも頑張って働いてるのフラだから、6時間ぐらい頑張るぜオイラ!

 

ただ折角眺めの良い場所なのに、真剣に仕事してるから景色を楽しむ時間がないのが惜しい…。ほんっとにいい所なんだよ。

 

さて、昨日の仕事は、豆の仕分け。っていうの?機械を使って、豆の殻から豆だけを取り出すお仕事。これが意外と大変。機械が大きいから152センチしかないワイは、脚立を使って上り下り。機械に豆を入れすぎると、殻を取り出すドアが勝手に開いて全部とんでっちゃうから、気をつけないといけない。からのゴミがたまったら捨てにいく。そしてまた豆を機械にいれての繰り返し。これを4時間!暑いし最後の方は、結構疲れた。豆を取り出すだけでも、こんなに時間がかかるんだね…。

 

今日はミントの仕分け。これも機械を使ってやったよ。乾燥させたミントをな?脚立を使って機械に入れる。選別されたミントを次の人へバトンタッチする。茎の部分や葉以外のゴミを捨てる。またミントを入れる。その繰り返しなんだけど、これがまた難しい!ミントを入れすぎると、網の目から落ちる事なくゴミ箱行き。程よいスピードと量を保ちながら、ミントをいれて、ゴミを捨てて、バトンタッチして…。ずっと忙しなく動いてて、これもなかなか疲れた!何より気を使うわ〜ミントを無駄に出来ないから、なるべくゴミ箱行きにならないようにと思うんだけど、スピードが遅いと時間がかかるし、かといって早すぎるとミントが網の目を通過しちゃうし。こんな感じでミントは作られているのだね…こりゃー手間かかるわ!

 

いや〜本当に商品の裏側って、やってみないと全然分からないね!疲れた。

 

まっ、私は13時まで働いたら終了!今日は昼寝してからイタリア語の勉強。Duolingoはじめました。アプリダウンロードしたら、日本語だと英語しか選択出来ない…。なので英語で勉強中。時々ノルウェー語と同じ発音が出てくるから面白い!scriveとか。

 

それから涼しくなってきたから外で本を読もうと思って出たら…わさおが来た!近所の人が飼ってるグレートピレニーズなんだけど、また10ヶ月で噛み癖がひどい…!可愛いんだけども…!それでも昨日はすぐ噛むのをやめたのに、今日は無視して歩き出すと更に喜んで噛んでくる。でかいだけに痛い。さすがに痛すぎて何回か首掴んで叱るんだけど、喜んでる。ダメだこりゃ。読書は諦めて帰ろうとするんだけど、完全にスイッチのはいったわさおは、飛びかかって来て何度も私の腕を噛む。まじで痛い!でも敢えて叱ると喜ぶから、ひたすら無視して進む…!

 

家に着いて確認したら、穴は開いてないみたいだけど、腫れてるー!手のひら動かすだけで痛いー笑  とりあえず水で洗って消毒して様子見…。まじで加減を知らないでかい犬ってこわいわ。ほんと犬好きだけど、こういう時いらいらする。っちゅーか、飼い主何やってんねん!ちゃんとしつけろ馬鹿ー!田舎なもんで首輪もせずに放し飼いだから、自分の身は自分で守らなければならない。腫れすぐにひくといいな…。

 

トリマーの専門学校時代に、はじめてお客さんの犬の爪切りして盛大に歯をむいて威嚇された時のことを思い出したよ…あの時私はショックで泣いて先生に相談したわ笑 それぐらい犬の豹変ぶりっておそろしいからね!今にして思えば、安いからって専門学校にシャンプーのために連れてこられて、毎回学生の練習台になってた犬たちの気持ちを思えば、歯を剥くのも当然なんだけど…。研修したサロンでは、お客さんの犬を叩いたり蹴ったりしていたし。本当にショックだった。悪循環だったな、あれも。犬も人間もいらいらして、攻撃的になってた。犬が不憫だ。早く日本は、過剰なペットショップもペットサロンもやめるべき!過剰な犬のお洒落もやめて、もっと躾にお金をかけて、ドッグランや公園で走らせた方が犬の幸せだと私は思うんだけどな!自由に公園を駆け回るヨーロッパの犬たちを見ていて、そう思ったよ。

WWOOFing In Italy Day 1

Finally started working!

My work starts at 7 in the morning which is super early for me. I usually wake up at 9 or even 10 sometimes... so the hardest part is obviously waking up.

 

I woke up before sunrise, at 6:20. It’s a bit dark... this means that I can see sunrise! This is good reason to wake up early ;)

 

we went to a laboratory by a car. There were two jobs, one is work on mint and the other one is work on beans. Both of works, we used a machine to divide. My work was dividing beans. It looks like simple and easy... but farm works are simple and tough, you know.

 

I did it alone... put right amount of beans into the machine (the door would be opened and beans came out to garbage zone if I put too much), opened a door to release unnecessary part of beans, took garbages away constantly...

 

I kept doing this for 4 hours. 4 hours for a bag and we have 3 more...! Ohhhhh! But my work is 6 hours in a day, from 7 to 13. Then, I am free! It’s a good deal for me.

 

but today I did nothing. I dived on the bed and took a nap for 3 hours. Black out. I was tired. First day is always tough. I don’t know anything and how they work. Tomorrow will be better!

 

This farm is growing herbs for selling. Huge amount of mints. this will be exported to Germany. It’s interesting. Not used in Italy. Maybe it’s not so popular here...? I must go to the book store and check magazines! Because I can know the trends in countries by seeing what’s kind of magazines displayed.

 

They also working on collecting seeds. This is new for me. I saw many pumpkins for seeds. It’s obvious eatable but they are not going to eat or sell. They throw these away. This is shocked at first. Farmers wast food...!?

 

but I think a lot. They can’t sell pumpkins which already cut for seeds. If they want to sell it, maybe they set a low price. Consumers buy cheap pumpkins. Farmers of pumpkins can’t earn money because it is more expensive probably than pumpkins for seeds. So selling these pumpkins could lead a collapse of a market.

 

I think the farmer doesn’t throw those away but there are not many choices. He said I would hate pumpkins after collecting seeds. It’s very hard job. I must experience first and see how I feel about throwing away. Because I don’t know anything!

 

but for now, it’s a bit sad... just for collecting seeds, some vegetables are growing and not eaten. Maybe I will correct seeds in the kitchen when we use and send it back to a farmer. I know some people who buy vegetables from farmers directly do this. I am not sure about the quality of seeds though. But it’s better than throw seeds away maybe. Well, farmers can’t rely on it so they continue to grow vegetables for seeds... but maybe something get better. Always try and see! 

 

There are two workers in the field. They are immigrants and join the project. They work as internship and learn about farming. Then if they want, they can have a job of farming. I don’t know the details yet but this is nice! They work at some different farms!!

 

now I relax in my room... it’s very nice to have my own room!! People are also very nice so I feel very comfortable here. I am so happy!

 

that’s it for today! 

なぜ料理が苦手なのか考えた

私は料理が苦手である。

 

海外で一人暮らししていた時は、まあまあ料理をしていたけど、いっつも適当に作っていて、多少美味しくなくても気にしなかった。だから人に差出せるような料理の腕にはならなかった。

 

そんな私は、海外でファームステイがしたかった。けれどファームステイでは、大体、自分も料理をしなければならない。

 

考えてもみて欲しい。ホストはフルタイムで働いている。そして私はパートタイムで働いていて、仕事以外やる事がない半ニート。そんな私が、3食ぜんぶホストに任せていいのか?…怠惰にもほどがある!私の性格的にそれはちょっと無理!いくら料理が苦手でも、せめて姿勢だけはみせないと。もし不味くてもう料理しないでほしいって言われたら、それはそれでラッキー。それまでは…頑張らないと!

 

そんなわけで、私は人に料理を振る舞うようになったの。そして今、4軒目のファームステイ中、帰りの遅いホストのためにご飯を作って待っていた。(トマトとナスの煮込みだけだけど)そして思った。

 

私、意外と料理できる。意外と簡単。やれば出来ると。

 

じゃあ何故やらなかったのか?

 

第1の理由。

お洒落なカフェ飯というイメージが、理想的な料理として刷り込まれていたから。

 

料理を、振る舞うならお洒落な料理を作らなければと思っていた。見栄もあったかもしれないし。日本にいた時に買ったレシピ本は、カフェ飯。時々料理をしようと思っても、選ぶのはいつも見た目がお洒落で美味しそうで簡単なごはん。

 

お洒落なカフェ飯も、もちろん美味しい。美味しいが、料理の腕はあがらなかった。何故なら1回きりで満足していたから。意外と手順が面倒で、2度は作らない事が多かった。

 

だけど料理は繰り返しと、基本が大事だったんだなと今なら感じる。ファームではその時に採れた野菜を使うから、レシピが限られる。カフェ飯なんてまず作れない。

 

しかしレシピが限られるっていうのは、ネットで出てくるお洒落レシピの事であって、実は作れるものは沢山あった。

 

第2の理由。

味の素とコンソメ頼りで、それ以外作れなかったから。味が一緒で飽きた。

いつも味の素とコンソメ。これがあると大体美味しくなる。だけど海外の地で、この二つが手に入らない時に、めちゃくちゃ困った。日本のレシピが作れない!

 

しかし…塩とニンニクだけでも、野菜そのものに味があるから、意外と美味しくなる事に気付いた。玉ねぎとセロリの炒め物、トマトとナスの煮物。そしてシンプルだからこそ、ここになんでもぶっこんでバリエーションを広げられることに気付いた。味の素とコンソメは、あくまでも調味料で、野菜のもつ味が主役だった事を思い出した。

 

あとは醤油最強。日本には味噌もある。味の素やコンソメに頼らずとも、自然の味をもっと生かした料理がたくさんある!

 

*第3の理由

勝手に期待を背負ってたから。

というか喜ばせたいのに、喜ばせる自信がないから、やりたくなかった。

 

そう、美味しいものを作ってあげたいのに、美味しくできなかったらどうしよう…という思いが、私を邪魔した。しかしファームステイで思った。

 

結構みんな薄味。美味しい時もあれば微妙な時もあるし、そもそも味覚なんて全員違う。決して誰もが美味しいと喜ぶご飯じゃなくても大丈夫だわと思ったのだ。これが一番大きな理由だったと思う。

 

みんな文句を言わずに食べてくれるから、ちょっとずつ自信がついてきて。今日なんて作ってあげよう!と思って作ったら、自分的に美味しく出来て、それを食べて欲しくて沢山残して待ってたからね!

 

まあ一番は経験積んだ事よね。色々作ってきて、アレンジをきかせたり、どうしたらいいかが分かるようになったから、今では料理に対する苦手意識も消えてきた。相変わらず限られた食材で何が作れるか考えるのはストレスだけどw だから日本に帰って、好きにスーパーで食材が買えるようになったら、しっかり料理をしようと思う!なるべく味の素やコンソメに頼らずに。

 

食べる事は生きる事。自然の恵みをもらうんだから、しっかり美味しくいただきたいと思います。健康な精神は健康な身体から!