NOTE

Seek sustainable life with the nature

大学は行くべき。勉強したい29歳。

あきな迷走中。

 

ワイはかつて、もう勉強したくないからという理由で、大学進学をしなかった怠け者なのじゃ。動物好きだしトリマーになろうと思って、専門学校に行ったのじゃ。みんなが入学試験で苦労する中、面接だけで楽々入学したのじゃよ。

 

まあ、それはそれで後悔はないんだけど!色んな積み重ねで、今の自分には、ほぼほぼ満足している。

 

だが、しかし!!どうしても基礎知識の欠如が気になる!!

 

結局いつも環境問題や農業問題について考えても、科学的根拠も研究も何も知らないから、私の主観的な素人目線な考えで終わっちゃう。

 

もっと政治に詳しかったら…もっと日本の農業の基礎知識があれば…そう思ったことは、一度や二度ではない。30歳目前にして、今、めちゃくちゃ大学で勉強がしたい!

 

大学に行くべき理由は細かくあげれば色々あるんだけど、絶対ナンバーワンの理由はこれだ!

 

国内外の大学院で勉強できる

つまりいつでも専門的な勉強を始められる!

 

これはでかい!やりたい事を見つけた時、それが専門性の高い学問だったら、大学院で学ぶのが一番良いと私は思う。だけど、大学を出ていない私は、すぐに入る事ができない。

それに比べて大学卒であれば、いつでも何回でも時間と費用がある限り、学びたい事を学べるのだ!

 

日本の大学院も勿論良いけど、海外の大学院に行くのもひとつの手だと思う。海外で生活をして、日本を客観的に見るようになった。これは私だけじゃなくて、旅行でも留学でも、海外に出ると日本を客観的に見るようになると思うの。

 

井の中の蛙、大海を知らず。

 

これは私の人生の格言かもしれんな。海外と比較した日本ていうのは、とても大事だと思う。実際日本の授業でも、海外との比較や日本の問題点について学ぶのかもしれない。でも日本の報道に関する操作っぷりや、中高で学んだ社会の教科書を見ていると、どうも日本は日本を美化している気がする。特に戦争について。原爆を落とされた被害者としての日本、ていうイメージが強いけど、そもそも日本喧嘩吹っかけてるから。とっても非人道的な事をした加害者でもある。

 

だけど、私は中高の勉強では一切そんな風に感じた事がない。満州事変ていう言葉は覚えてるけど、実際日本がどんだけ悪い事をしたかとかは一切覚えてなかった。20代後半で、自分から興味を持って「昭和史」っていう本を読んで学んだ事実。

 

だから日本の大学で、客観的視点からの勉強が出来るのかは、少し謎。だから出来る事なら私は海外の大学院に行きたいと思った。

 

だけど…当たり前なんだけど…大学院に入るには、バチェラー(修士)を終えてないといけない…!!

 

つまり私の場合は、大学の修士から始めないといけない。修士と博士で計6年。んーーー…ちょっと長いかなーーー。そんなわけで、ワイは大学院への夢を諦めたのだ。

 

海外の大学院で勉強するメリットは他にもある!

 

外国人の友達が出来る事!

 

これは大きい!何故なら、色んな国のリアルな話を聞いて自分の国と比較することで、反面教師にもなるし、良いところを真似する事も出来る。私はスペイン人の友達からリアルな話を聞いて、ものすごく衝撃を受けたもの。失業率の高さは知っていたけど、友人からいかに就職が大変で、就職してからも理不尽な目に合うかを聞くと、教科書の数字以上にリアルに感じられた。

 

仲間が出来るのも勿論とてもいいよね!色んな国での政策や、取り組みや、運動についての情報も入ってくる。

 

勉強は自分で本を買ってする事も出来る。でもそうすると勉強の対象は、自分が興味のある事に限られる。興味のない事にはなかなかやる気も起きてこない。その点、大学は色んな事をカバーしてくれるからとても良い!

 

一見関わりがなさそうでも、全ての学問と問題は繋がっている。

 

これは本当に不思議なんだけど、世の中って丸いんだよ。端っこがない。うまくできてる。地球は丸いし、惑星も円形(楕円形)に動くし、自然の営みは循環している。学問と問題も全部繋がってる。

 

もう耳タコ(死語?w)かもしれないけど、例えば、農業と貧困と温暖化。農業を改善させれば、貧困と温暖化に良い変化が訪れると、私は思っていてね?

 

国内の地産地消を活発にする。  (日本の食糧自給率が上がる。お金が国内で循環する)

飛行機や船での輸送に使われる燃油やエネルギーが削減される。  (地球環境保護)

野菜や果物の原産国に、自分たちが食べる分の食糧が残る。  (貧困改善)

 

といった風にね!

貧困改善と環境保護は一見畑違いに見えるけれども、根っこは同じところにある。だから地球環境保護だけに専念するんじゃなく、世界の飢餓や貧困に対する知識もあると、より理解が深くなって、アプローチ法も色々見つかると思うの。

 

あとはやっぱり国家の中で生きてる以上、政治の知識が必要不可欠になる。政治が国を作る、その政治を作るのが自分たちである。それが民主主義だ!だけども…ほんっとに政治って難しすぎて、ぶっちゃけると、私は何も分かっていない!支持する政党もいない!!だってどの政党も嘘くさいんだもの。右翼左翼もよく分からん始末。29歳にしてやばいよねww これが20代を遊んで暮らしてきたワイの正体や!偉そうな事言いつつも、実は馬鹿だから、説得力に欠けるのじゃ!!涙

 

だから政治や社会についても教えて欲しい。それも私が大学に行きたいひとつの理由。本当にね、こればっかりは恥ずかしいからね。右翼ってなんですか?左翼ってなんですか?飛行機の話ですか?デモクラシーも説明しろって言われても、うまく説明できませんww なぜ英語にした。日本語にしてくれ。

 

ファームステイ先や、旅行中にホステルで友達になってご飯食べに行ったりするとね。大体が自分の国の話になるんだよ。それでね、日本て国はみんなにとって未知の世界だから、色々と聞かれるんだよ。ワイ、いつも必死。知ってる情報を一生懸命説明する。

 

対して、海外の人たちは、みんなしっかり自国について学んでる。ファームの人たちは農業やパーマカルチャーとかエコファームについての知識はもちろんのこと事、政治のこと、国のこともよく知っている。私は驚いた。みんな賢い。それが大学に行っているからかどうかは分からない。でもそんな彼らに日本という国を知ってもらうためにも、正しい知識を身につけておきたかった!!

 

だから、今、私は大学に行って全部学びたい。日本について、世界について、政治について、自然科学について。個人的な趣味で、宇宙についても学びたい。

 

でももう遅い…。29歳で大学に行く事には抵抗はない。年齢的に遅いっていう意味ではないよ。ただ私はやりたい事がもう見つかってて、その仕事を優先させたい。現場に出て、少しでも早く環境保護に携わりたいっていう焦りもあるのかもしれない。

 

だけど、短大に行く事は考えてるよ。環境学を学ぶ為に。4年は長いけど、2年だけなら。働きたい会社でバイトとして雇ってもらいながら、2年間大学生をする。32歳で再就職なら私の中で、ノープロブレム。そのまま社員登用してもらえるかもしれないし、人脈を生かして別の場所に行くかもしれない。

 

かなりタフな生活になるだろうけど、いつまでも大学行かなかった事を悔いるよりは、良いと思うの。30歳、再出発だな。もし大学微妙だなと思ったら、中退して、社員登用してもらう笑

 

だからね、大学行く意味分からんって人も、とりあえず4大行っといたらいいと思うよ!後から、行きたかった!って思っても、すぐに行けないから。やらない後悔より、やる後悔。勉強って思ったより楽しいんだぜ。

 

それに気付くためには、とりあえず英語の勉強して、喋れなくても海外旅行なり留学して、海外の人たちと喋ってみる事!勉強はテストのためにするんじゃない、自分の知的欲求を満たし、かつ、コミュニケーションのツールのひとつとして使えるもの。生活に役立つものなのじゃよ。

 

おっと、最後にひとつ。

よく見かける大学に行くメリットとして「社会的地位を高くする」「良い会社に入る」ために行くくらいなら、行かなくていい!

 

大学は、就職活動のツールじゃない!大学は、知識を身につける場所であり、過去の偉人たちが苦労の末に発見した自然界の成り立ちや、人間のこれまでの歴史を学ぶ場所!!

 

そもそも社会的地位ってなんだ!高卒専門卒の人より、大学行った人の方が身分が高いっていう印象を与えるのは良くない!これが「肩書き社会日本」の良くないところだよ。

大卒です!なるほど、新卒の就職活動では有利になるかもしれない。でも新卒の就活は一生に一度しかない。

●●大学っていう、肩書きに自惚れてほしくもない。難関学校に入る努力はすごい!そう、その大学に入った人は目標のためにものすごい努力ができると言う長所を持った人。大学はあくまでも勉強するために行く所であって、自分の個性を代弁するものではないよね!

なかなか日本社会の中では、自分の個性で勝負する機会はないかもしれない。でも本当に大事なのって、肩書きでも大学名でもなく、自分がどんな人かだからね。

 

やりたいことが決まってないなら、色んな知識を身につけるために、大学に行く事を絶対お勧めします!!就職のためじゃなく、自分自身を磨くために!!