NOTE

Seek sustainable life with the nature

イタリアの田舎最高

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今日は日曜日!

勝手に土日は休みだろうと思ってた私だけども、昨日フラ(私がコンタクトを取っていた責任者のような人)が「明日は日曜だけど、手伝いたかったらウェルカムだよ」って。でも休んでも勿論大丈夫だからねって。

 

…それは、日本人的には、働いて欲しい時の遠回しな言い方です、フラさんよ。ワイは悩んだね!悩んで夢の中で返事するぐらい。すごく悩んでたね!しかし朝がきて、稀に見る低血圧人間のワイは、起きたくなくてフラにメール。「ごめんなさい、今日は休みます。明日から頑張ります」と。

 

…ごめんなさい。本当に。でも…日曜日だもん!明日から本当に頑張る!

 

しかし、ここの人たちは、今まで見てきた農家の誰よりも働いてる気がするよ。特にフラは毎日朝から晩まで働いてて、しかも土日まで働いてる。(そのかわり冬は休むのかな?)

 

農家を渡り歩いてきて思うのは、農家は儲からないということ。直球に言ってしまえば。そしてみんな見た目にこだわらない。清潔感はあるよ!ボロッボロの服を着てる訳じゃないし、むしろ素のままなのに、めっちゃかっこいい!家にものは少ないけど本は沢山あるし、ソファやハンモック、ベンチ、テラスとかとてもリラックス出来るものが多い。ご飯は基本的に野菜ばっかり。フラたちはベジタリアンてわけじゃないけど、お肉は高いからあまり買わないんだって。それでも十分美味しい。それに簡単にちゃちゃっと美味しいご飯を作ってしまう。ネットがないけど空いた時間で読書したり、絵画を描いてる。

 

ところで私の料理苦手意識について今日気付いた事がある。それはな?別記事で書くけど、日本は一汁三菜とインスタ映えとかカフェ飯とかお洒落さにこだわるから、ハードルがあがるねん!ただ野菜炒めて醤油で味付けしただけでも十分料理だし、美味しいって事に気付いてからは、だいぶ料理をするようになった!

 

話はそれたけど、彼らはお金はそんなにないけど、とても満ち足りた生活をしている。足るを知る人たちである。そしてそれを実行し続けているのである。…すごい。私はまだまだその境地にはたどり着けないけど、少しずつ足るを学んでいきたい。

 

とはいえ、お金があるというのも魅力的。それだけやれる事が増えるのも事実。都会で働いて、ご飯はコンビニやスーパーの惣菜で済まして、テレビやネットをする生活もある意味満ち足りてるといえばそうなんだけど…。海外でこの開放感や幸福感を味わうと、なかなかそこには戻れない。とはいえ、私は帰ったら都会で働くと思うんだけどさ。生活の幸福感をたかめるために、日頃の料理をきちんとやりたいと思った!手作りを大切にしていきたい。

 

朝ごはんはシリアル。スペインと似てて、朝ごはんに甘いものを食べるらしい。日本人にはなかなかつらい。(とはいえ旅中はムスリと蜂蜜を持ち歩いて、朝ごはんはムスリとヨーグルトの蜂蜜がけだけど)

 

昼と夜は、どうやら各自自由にって感じかな?それはそれで気楽だけど…相変わらず食材がないw トマトとナスが沢山あるからラタトゥイユ作ろうと思ったら、ナスが消えてたりw あと残ってるのはジャガイモとトマト…。どないせいちゅーんじゃ!米がないのが一番しんどい。クスクスは大量にあるから、クスクスで代用するか…。クスクスならクスクスサラダが好きだけど、アボカドがないとイマイチだし…うまくいかぬ。

 

さて、朝ごはんを済ませたら近所の散歩!昨日フラが、近くに川があって簡単に行けるよって教えてくれたの。ハイキングにぴったり!てなわけで、クッキーと水と本をリュックに入れ、いざ出発!

 

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フラたちの家は、教会に隣接されてるの。とはいえ神父さんの家はまた別にあるから、関係ないと思うんだけどさ。それで面白いのが、イエスの生涯を語る彫刻が教会の周りを囲むように置かれてること。2枚目の写真がそうだよ!中心にはマリアの彫刻があって一番豪華だった。

 

更に教会近くの切り立った崖の上には…ベルの塔が!!

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有事の際に使われるものだったらしい。ロードオブザリングみたい。この周囲で現存してるのはこれだけなんだって。小さいけど歴史の詰まった村なんだね。

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こんな道を行くよ。結構ワイルド笑  道細いし、草で覆われてたり、崖すれすれだったり。蜘蛛の巣も何度通ったことか…。そしてかなりの急勾配、登山だったね完全に。でも急勾配だから早く着いた!30分もかからなかったんじゃないかな?

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じゃーん!綺麗だよねー!ここらへん岩場が多くて、しかもスベスベで滑らか。座る場所に困らない!最高です。水めちゃくちゃ冷たくて、泳げる気はしなかったけど笑  水辺近くに腰掛けて本を読む。至福。これが私のストレス解消法だなきっと。コーヒー、おにぎり、ビールがあったらもっと最高なのになー

 

1時間もしないうちに日陰がなくなっちゃって、めちゃくちゃ暑いから帰る事にした笑

 

家に着いたらシャワー浴びて〜リフレッシュ!最高!それから部屋のお掃除。バスルームはカルロスとシェアしてるんだけど、男1人で使ってたから、掃除が行き届いていない。まあそんなもんよね!私も自分1人ならそんなにやらんわ。てなわけで、トイレと洗面台を掃除して、家中の箒がけ。うーん綺麗になると気持ち良いね!

 

こうしてそれなりに充実した時間を過ごし、今ベッドの中でこれを書いてる。時刻は15:41。寝るにはまだ早いw けど、なんとなく眠いから贅沢に昼寝しちゃう!!

 

起きたら晩御飯を作ろう。そして明日から仕事頑張るのだ…。あー本当緊張するなー。しんどいかなー。

 

 

起きた!

17時に起きた!

 

誰も帰ってこないぞ。みんなの帰りを待とうと思っていたけど、誰も帰ってこないからご飯食べちゃった。あきな特製のトマトなす煮込み!なかなか美味しくできて感激。にんにく入れすぎたけど。みんなにも残しておいた。美味しく食べてくれたらいいな!

 

日本に帰ったら、次は南米行こうか迷ってたんだけどねえ…南米じゃなくて南日本をまわろうかとも思い始めてねえ。2月だから寒くて観光どころじゃないかもしれないけど笑  北日本はちょこちょこ行ったけど、九州四国はほとんどないし。お金も安いし!何より安心感が違う!

 

南米行きたいけど、やっぱりツアーに入るのはちょっと違う気がして。かといって、ヨーロッパ以上に緊張しながら旅するのは、今のメンタル的に無理。たぶん100%楽しめないと思うんだよね。

 

それから家の事も考えている。住む家。アパートの狭い部屋でも、心豊かに行きていけると前は思っていた!しかし今は思わない。何故か。たぶん寂しくなると思う。あの真っ白な空間。緑を置いても、なんてゆーか、白に吸い込まれていきそう。

 

だからね…やっぱり一軒家をルームシェアが、一番私に向いてるんじゃないかなあって。なにせ庭を作りたいから。都内の貸し農園は狭いから、マンダラガーデンなんて作れないし。だから庭付きの一軒家。それで図書室というか憩いの場も作りたい。月1か月2でオープンして、夜はお手製の料理でプチ宴会。本を読まなくても好きな事をしていい。勉強しに来たり、私に会いに来たり笑  庭にはハンモックも作りたい。そんで家にいる場所がない子供達とかも来れるような場所にしたい。決して私は子供好きではないんだけど、孤独感が浮き彫りになる都会で心休まる場所がないのはつらいと思う。そんでご飯食べながら、人生良い事もあるって思ってくれたらいーな!そんで土いじりを通して、自然に目を向けてくれたらもっと嬉しいな!

 

と、ひとり妄想している。妄想楽しい。今住んでる家は、同年代の人たちがシェアルームしてるから、刺激を受ける。元々やりたい事が同じ人たちだから、各自のアイデアやスキルで相乗効果を生んでる。いいなあ〜よし!友達誘ってみよう!来年から一緒に一軒家でシェアルームしてくれる人!よく一緒にシェアルームすると喧嘩になるって言うけど、どうかな?日本人同士だと難しいのかな?でもお互い最低限の思いやりと掃除してれば、大丈夫だと思うんだけどな。今まで2年間シェアルームしてて、最悪と思ったのはビッチとのシェアだけだし。その他はあまり気にならなかったけどな。

 

うーん、どうなるかなー!わくわくするなー

 

ファームステイは日本に帰ってからも続けていきたいな。日本で働いたらきっとルーティンに追われて、環境に合わせて自分を作り変えてしまうと思う。それをファームステイは思い出させてくれる。私とヨーロッパ旅を語るときは、ファームステイが欠かせないなあ、こりゃ。やり始めて良かった!

イタリア鉄道の旅。

チャオ!

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イタリア鉄道に乗ったよ!ローカル線に乗ることはなかなかないだろうけど、参考までに記録を残しておく。

 

今回は、Florence→Porretta Termeまで。ファームステイの為に利用したから、Porretta Termeには、観光客はまず行かないだろうけどw

 

旅程は以下の通り。

 

Florence 11:38発

Pistoia 12:15着

 

Pistoia 12:20発

Porretta Terme 13:14着

 

なんと乗継5分っす。でもイタリア鉄道の公式サイトで調べて出て来たやつだから、可能なんだろう。。。その次の電車は2時間後。なんとしてもこれに乗りたいところだ。

 

ドキドキしながらスタート!

まずはフィレンツェ駅。大きいけれども、ホームは全部横1列に並んでるから迷う事なし!!電光掲示板で時間をチェック。なんちゅーか、電光掲示板に「遅延時間」がデフォルトで組み込まれてるあたり、時間通りに運行する気がないよね笑  でも見てると、イタリア鉄道(各停と思われる)は遅延が少なかったよ!

 

出発の20分前くらいから待機してたんだけど、ホーム番号が表示されたのは出発8分前!でもホームが分かりやすいから、5分前に表示されても十分間に合うからね。

 

改札機はなくて、各ホームの入口付近にいる係員にチケットを提示。さすがイタリア。チラ見して終わり。君がいる意味あるかい?

 

ホームにも電光掲示板があって、電車の番号と行き先が書いてあるから、ちゃんと合ってるか確認できるよ!電車自体にも書いてあったかは見忘れた。

 

さて2等車に乗り込み適当に座る。行き先がローカルなだけに全然人いない。荷物置き場はなくて、みんな近くの椅子や通路に置いてたよ。

 

空いてる席探して座ったら、なんと斜め向かいに日本人グループが!!どうやら吉本の関係者みたい。こんな所までお疲れ様です。お笑いに疎い私は誰だかさっぱり分からなかったけだも…がんばれ!!ワイも乗継頑張るから!!

 

さて電車は1.2分遅れて運行。これはイタリアじゃあ賞賛すべきタイムでしょう!しかしわたしには致命的やねん。なんせ乗継5分しかないねん。ドッキドキやで。何度深呼吸したことかw

 

イタリア鉄道の分かりにくいところは、ホーム番号が事前に確定してないところよね。そして、オンラインチケットに、電車の行き先の表示がないから、どこ行きに乗ればいいのか分からない笑  これ辛い。だって電光掲示板には終点の名前が出てるからね。電車番号と時間さえ合ってれば大丈夫だと思うけど。

 

まあそんなわけで、乗継はどこのホームに行けばいいのかも、どれだけホームがあるのかも分からず。

 

ラッキーな事に、到着したホームの反対側にいる電車の車両に行き先と電車番号が書いてあって、それが私の乗るやつだって分かったよ!だからダッシュダッシュしてるのワイだけだったわw みんながビックリして道を開いてくれたww 

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こうして無事に乗継完了。田舎の方に向かうにも関わらず、この電車は快適。コンセントあるし、画面に駅名を表示してくれるから助かるわー。この前の電車はスクリーンがなかったから、毎回駅の名前をチェックしてたよ。

 

電車は20分発だったけど、22分に出発した。多分前の電車が少し遅れた分、待っててくれたんだろうね。良かった良かった。これで無事にバスに間に合うぞ。

 

駅のホームは地下道で繋がってたよ。ドイツと全く同じ。一列に並んでるから、迷うこともなし。エスカレーターあり、エレベーターなし。スーツケースで急ぐ人は頑張って!必死だったから見落としたけど、地下道にも電光掲示板あったと思う。ピストイアはそこそこ大きな駅でしっかりしてたから、心配なし!

 

Porretta terme行きは、山の中をぐんぐん走ってる。どんどん山を登ってる。山久々だなー。海もいいけど、山の方が好き。落ち着く。まだスペインのファームを出て2週間だけど、人混みに疲れてたから、またここで一休み。グリーンパワーをチャージ!

 

そんなわけで、心配してた割にはじめてのイタリア鉄道の旅はうまくいったぜ!一応乗継の駅で迷った時のために、ノートに大きな文字で「Porretta terme」って書いたものを用意したけどね。これを駅員に見せれば、すぐに事情を察してくれると思って笑  こういう小さな事前準備も旅の豆知識だと思っている。バスも心配だから、行きたいバス停の名前書いて、着いたら教えてくださいって伝えるつもり。Google翻訳で笑

 

Porretta Termeには何もないかと思いきや、とっても整備が行き届いた綺麗な街だった。

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観光客っぽい人もいれば、ローカルな人々もいる。川も山もあって、すごく心地良かったよ!近くのレストランで食事したんだけど、これがまた美味しくて。結構お金持ちっぽい人たちがいたから、ここはイタリア人御用達の隠れた別荘地か何かかもしれない。

 

レストランで荷物持ってトイレに行こうとしたら、隣でご飯食べてた夫婦のマダムが、私が見てるから大丈夫よと言ってくれた。ありがたい。戻ってきたら「ばっちり!」みたいな事を言ってくれて、嬉しくなって握手。マダムが帰る時も、挨拶をして握手をしてお別れ。とても嬉しい言葉をかけてくれた。本当に私は嬉しかったよ…

 

それから3時間暇つぶし!いやー眠かったわー本当に。公園のベンチで本読んだり日記書いたり…。

 

それからバス!行きたいバス停の名前を紙に書いて、着いたら教えてくださいって言葉をGoogleで調べた。準備はばっちりだ。

 

バスが来た!無事に場所を伝え、たどたどしいイタリア語も理解してくれたよ!運賃は3ユーロ。電車代が7.8ユーロだったのを考えると、意外と高いなと思ったけど、日本の方が高いわw だってイタリアは、1時間乗って3ユーロだけど、日本は15分ぐらいで300円いくし笑

 

でかいバスは、えぇっそんな所も!?って細い道をぐんぐん進みます。ただでさえ山奥なのに、さらに上へ上へと進んでいく。見晴らしの良い事。

 

たどり着いたのは頂上から少し下ったあたり。無事に目的地でおろしてもらえたよ。良かった!

 

こうして私のドキドキ、イタリアローカルの旅は大成功に終わったのだった。

 

ファームはね、楽しくなりそうな予感!!同年代の男性3人、女性1人とのシェアハウス。みんな32歳だって。4人中2人がファームを共同運営していて、もう1人は別のファームで働いてる。元々ウーフィングで来たんだけど、気に入ってここに住み始めたんだって。それから、ダンスの先生をやっている女性、ファームを運営してるうちの1人の彼女!みんな良い人で、初日からすごくのんびりした時間を過ごしたよ。楽しくなりそうな予感。

 

ファームも見せてくれてね!めちゃくちゃ広いの!そして景色が良い!山の上にあるから、大好きな山の連なりが見える。そして中世に使われていたベルの塔が、崖の上に立っててすごくかっこいい!ロードオブザリングに出てきそう…!今度写メ撮るわ!

 

仕事は結構きつそうで、どうなるか分からないけど…あきな頑張ります。あとイタリア語も頑張ります!

フィレンツェでおじいにナンパされる

はろー!

今日もたっくさん歩いたぜー!!

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今日はまず、ガリレオの眠る教会を目指したの。教会の名前は忘れた!!ちっとも旅行記らしくならないこのブログww 為になる情報もないから、アクセス数は毎日10件前後笑 それでもみてくれてる人ありがとう!

 

ちなみにノルウェー日記はもう更新してないのに、いまだに1日100件前後のアクセスがあるよ。ノルウェーブームか?みんな頑張れよ!

 

その途中に本屋を発見!あれはサンタマリアデルフィオーレの近くだったな。お、入ってみよーかなと思ったら、その隣に革製品専門店も発見!

 

実は母から、フィレンツェは革製品が有名だからポーチを買って来てくれって頼まれたのだ。街の至る所で革の鞄やら小物は見かけるけど、売り方が雑すぎて、本当にイタリア製なのか本物の革なのか怪しいとこばっかり。安いし。だから見つけるの難しいよーと思ってたんだけど…こんな所にあった!

 

ちょっと高かったけどね…鞄が200ユーロ以上…。両親が来年還暦だから、何か買ってあげようと思ったんだけど、さすがに高すぎるし、持ち歩けん…。てなわけで、お財布を買ったよ!ひとつ170ユーロほど。高いけど…考えたら日本で買った私の財布の方が高い。そう思うと、イタリアの本場の革財布がこの値段で買えるのは逆に安いのでは?と。渡す日が楽しみだなー!

 

ものすごく悩んでね!お店の人が良い人で、色々と説明してくれたよ。高級店だとツンツンされる事があるから、ありがたかった。居心地が良いから、長居できて、すごく選びやすかった。お店に入った瞬間に、ここで買おうって思ったの。いつもなら値段見て買えないわと思うんだけど、何故だか、この時はあっここにしようって直感が働いた。商品や店内に温かみを感じたよ。丁寧に税金バックのやり方も教えてくれた!

 

お、これは為になる情報だと思う!イタリアのタックスリターン情報!!

 

イタリアではなんと、タックスリターンをしてもらいたい場合、購入時にパスポートの提示が必要なのだ!!私はパスポート持ち歩いておらず、コピーをなくしたから、写メを持ち歩いてる。それでもオッケーだった!名前やパスポート番号が入力されたレシートが渡されるから、それを空港の税関に提出してハンコを貰う。そしてそのハンコ付きのレシートを窓口に提出して、現金かカードでタックス分を返してもらうらしい!

 

ちなみに私は350ユーロほど使って、50ユーロほど戻ってくる予定。だから…7%?50ユーロあったら、ホステルに2泊できるわ。美味しいご飯が3回は食べられるわ。タックスリターンは150ユーロ以上のお買い上げのみだから気を付けてね!

 

ちなみに私は自分にはこれを買った。

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髪留め。かわいだろう?これも革だぜ?そしてフィレンツェの紋章だって。かっこいいだろう?早くつけたい。

 

お店の名前は、確か、Factoryなんとか!笑 FPって略してた!leather factory FP。私が買ったブランドはthe bridge。1969年創業の老舗ブランドで、日本に輸出してないから、ここでしか買えないよ!本場イタリアフィレンツェの革製品、買うならここがお勧め!

 

さて、お土産をゲットし、それをボロボロの買い物袋に入れ直し、いざ!こんな高級な袋持ち歩いてたら、狙われそうだからね…。ひったくりにあわないか、ヒヤヒヤしたわ!

 

そんでたどり着いた教会。入場料が8ユーロ…ちーん。無理ー。ごめんねガリレオ。私はすでにあなたの名義の博物館に10ユーロも払ってるから、お墓まいりは勘弁してね。とりあえず目の前まできたし!

 

ってことで、引き返す。その途中でフォカッチャ発見。5ユーロ…しかしお腹が空いている。食い気には敵わないワイは、買ってしまったよ。フィレンツェ版フォカッチャ!生ハム、ルッコラ、チーズにトリュフソース!しょっぱいけど、うまうまー!!

 

それをベッキオ宮殿の前で座って食べてたら、イタリア人らしきじいさんが話しかけてきた。1966年にフィレンツェでも洪水が起きて、この辺りは水浸しだったらしい。ローマに行くのか?っていうから、いやファームステイしに行くって言ったら、「観光客じゃないの?」って驚かれた。いや観光客です。なんかじいちゃん全然私の話に関心持ってくれない。そんで突然、ダンテの家があるから連れてってあげるよと言われた。いやいいっす。お断りしたら、態度わりーのw 呆れたみたいなジェスチャーされたw ありがとうでもまじでダンテに興味ない笑

 

あのじいちゃんも、もしかしたらスリだったんだろうか…?善意だったらごめんねおじい!イタリアの悲しいところは、人の好意が伝わらないところだよ。ベネチアでたくさんの人が、大きなスーツケースを両手に抱えて階段を上り下りしてる。私は何度か手伝いますよって声をかけたんだけど、みんな断ってくる。多分、原因のひとつに、スリや小金稼ぎがあるだろうなって。荷物をおろすのを手伝ってお金を要求する人と思われたのかもしれない。彼らには見慣れないアジア人だから、私も不法移民に見えたのかもしれない。うっ、悲しい。それから私は人に声をかけなくなったよ。ま。こうなる事を知ってて君たちはここへスーツケースでやってきたんだものね!!がんばれ!!アディオース!!

 

さて、おじいから逃げた後は、ハーブ屋さんへ。まあなんちゅーか、ハーブ屋さんだったけど、100%ナチュラルってわけじゃないのよね!香水、石鹸、ハンドクリームが中心だった。お茶とかは見なかったなあ。だから私の中のイメージとはちょっとズレていた!!

 

こうして一通り、フィレンツェでの目的を終えた私は今日は早々にホステルへ戻ったよ。このこじんまり感助かる。道も入り組んでなくて分かりやすい。ちょっとだけ荷造りしてから昼寝〜〜。

 

そして18時。私はまた動き出した。

フィレンツェの夕焼けを見るために!!

 

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ミケランジェロ広場から↑


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帰り道の橋の上↑

 

夕焼けが、まるでルネッサンスの絵画みたいに綺麗じゃった…うぉぉ…!中世の時代から変わらない街並み。昔の人もこんな景色を見てたんだろうか。人は変わってしまったけど、少なくとも何より今は平和。

 

明日はとうとうファームに移動するよ!あっという間に決まったファームステイ。毎度のことながら不安!ファームの生活も不安だけど、そこまでの道中が不安すぎる!!

 

なんてったって、イタリアの鉄道で乗り換えがあるんだよ!乗り換え時間5分ww ドイツ並みww イタリア鉄道の公式ウェブサイトで調べたら出てきたんだもん。本気か?おい、イタリア鉄道。君は本気で5分で大丈夫だと思うかい?1分でも遅延したらアウトだよ??

 

遅延しなくても、慣れないこの地で5分乗り換えは酷だよ?ドイツの駅は小さかったし案内板もあったけど…イタリアよ、君は案内板てものあるのかい?線路は1本?2本?

 

私は既に諦めてますw まずイタリア鉄道が、遅延しないわけがない。こうして1本目から躓く。乗継の電車も遅延してれば、まあオールオッケーよ。でももしそっちは定時に発車してたらアウト。オンラインチケットは基本的に、指定された電車に対して有効であり、その発車時刻から4時間以内に出発する電車にも有効(各停の場合ね)。だからまあ次の電車に乗れば良い話よ。

 

しかーし!私はその後バスにも乗らなければならないのだ!!!17:20発のバスに!1日にたった1本しかないそのバスにだ!!

 

予定通り行けば13:20には着く。もし乗れなければ次の電車は2時間後だから、15:20に着く。それに乗れなければor遅延したら、私はアウトだと思ってほしい。そして次にバスが走るのは、月曜日。つまりバスを逃した場合、何もない町に2泊しなければならない。こんな無駄なことがあるかい??小さい町だからホステルもないだろう…。いやだ!それだけは避けたい!!まあ最悪バス逃したら…2時間歩く覚悟だけどな…!!!

 

果たしてどうなることやら。

大丈夫、なんとかなる。

それが合言葉。

明日お楽しみにw

Hello Firenze!

I walked a lot in Firenze! Well... I felt very exhausted in the morning so I didn’t walk a lot though...

 

This is beautiful and very historical city! Old part is big so it’s nice to walk around. I walked randomly then discovered many buildings. I also found a cozy place for reading a book. Though it’s gonna be rainy tomorrow...

 

I went to Galileo museum. The name was changed some years ago to which sounds more interesting! But... there’s only a small room about Galileo! If you expect too much, you might be disappointed like me... It’s not about Galileo but about Science! It’s still so nice and worth to see tho. 

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The big glob which showed prince’s power. It is very detailed and big. 

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Galileo’s telescopes. Galileo made a revolution for the first time in 2000 years. Over 200 years people believed that the earth never moved and was a center in the space.

 

Astronomy is deeply related to the god and religion. This is very interesting for me. Ancient people thought lights in the sky were messages from the god. So they tried to understand and it became astronomy. Scientists believed that Everything which the god created must be in perfect form. Yes, it is. That’s super great thing for me! Everything can be explained in simple form and no exception! People were clever and invented many tools. So impressive.

 

but then the tools were used for wars like to calculate the range of canons. Tools got more convenience but were used wrong direction...

 

there is also another my wonder. I am not sure about this sonic but as long as this is my

personal memo, I write everything either truth or not :P

 

Stars are important to lead people in the past. However, I think stars are not mentioned in Buddhism. Stars(or I could say astronomy) are not so important in Asia. I felt like so. Maybe Buddhism is more realistic...? The aim is not to be re-born again. Oh... this is hard to explain in English...! There could be misunderstandings about what I want to say. Hmm... but there’s fortune teller... hmm..... hmmmmmmmzzzzzz.... 

 

By the way, you can download an app of Galileo museum for free! It’s very interesting so you should watch it! There are articles and videos to introduce tools:)

 

anyways, I respect Galileo. I’m very happy to see what he achieved. Tomorrow I will go to the church where Galileo sleeps.

 

after the museum, I went to Michelangelo park!

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Beautiful. Two outstanding churches. I imagened how rich this city was. It’s also impressive that still many part of old cities can be seen and no higher buildings than churches.

 

then... I was really tired. I think I walked too much in Venice. I decided to go back to the hostel through vecchio bridge.

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Cool!

On the way, I found a cozy book shop.

 

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The name is “paperback exchange”. There are new books and used books. I think there are many new one more than used. But this shop opened as a secound hand book shop. I have barely seen used book shops in Europe. People

keep books? Hmm... it’s interesting.

 

well, I bought a new book!!

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I must stop to buy books... but I can’t stop.

 

If I can choose what I would be once again, I would be a scientist! I thought scientists study about chemicals. So I was not interested in but I now realize that it’s very connected to nature! I can invent something to protect! So nice:)

 

but it is too late. I don’t have so much motivation  to start learning to be a scientist. So! I want to encourage young people with this book! There’s no translation so far. If I have time and good motivation, I will translate it in Japanese and get people’s interest :) I want my library to be a place to discover interesting things about the world. I mean not only the earth also other countries and cultures!! I want to be a little teacher ;)

 

so that’s my dream!

ばいばいヴェネチア、あと治安

あっという間の4日間。私は今日ベネチアを去る。ほぼ丸々4日間、ワイはベネチアを練り歩いた。本当はもっとのんびり過ごすつもりだったんだけどね、想像以上に道が入り組んでて、気付けば全然違う方向に向かってたりする。だから歩かざるを得なかったんす。強制イベント。まじつらかった。本当に疲れた笑

 

最後の方は、つらすぎて、全然景色見なかったw お金に余裕がある人は是非とも1日乗り放題切符を買って、水上バスを利用した方が楽しく過ごせると思う!ワイは次回そうする。

 

でもベネチアは本当に楽しかったよ!1人旅で長居する場所ではないかもしれないけど笑 今回運良く友達が出来たから楽しかったけど、のんびり読書したくても、静かな場所を見つけられなかった。公園はあるけどベンチは満席。そもそも水上都市だから、緑が少ない。たまーに木がある。あと、みんなベランダで植物を育ててる。だから一人でのんびり過ごすには向かない街かな。カフェも本読んで長居する雰囲気ではないし。

 

フリーツアーはお勧めだよ!フリーとはいえ、最低ひとり5ユーロをチップとして渡すのがマナーだけど。歴史を学べるし、何より見所をおさえられる!ベネチアは本当に迷宮過ぎて、広いし、隠れスポットとか自分じゃ絶対見つけられない。

 

ビールは絶対スーパーで買う事!キオスクみたいな出店で買うと3.5ユーロもするけど、スーパーだったら同じビールが2本で1.5ユーロだから。ベネチアはマックでさえも高かった。

 

来てよかった!またいつか来たい。

 

治安はとても良かったよ。まあ観光地だからね!人の多いところにいれば大丈夫。昼間もうっかり人気のない道を通る時は、時々緊張したけど、ジェノバほどではなかった。

 

私はジェノバはお勧めしない。

ベネチアに来る前にジェノバに寄ったんだけど、こわかった。何も起きなかったけど、暗いしじめじめしてるし狭いしで、さすがに危ないなと思ったよ。道も入り組んでて、最初は普通の道に見えても突然がらっと雰囲気が変わることもある。私はうっかり迷い込んで何回か歩いちゃったんだけど、みんなジロジロ見てくるし、他の人たちの緊張感も伝わってきた。夜は絶対ひとりじゃ歩きたくない。ホステルで出来た友達と夜飲みに行った時も、ひとりで歩いてる女性は見なかった。そもそも人通りも少なかった、一応観光地なのに。

 

ご飯は高い割に味普通w 旧市街は綺麗だったけどね。あと昔の漁村も歩いてて楽しかった。めちゃめちゃこじんまりしてて遠かったけど。海沿いだけど、海沿いは全部ビーチになっててお金を払わないと入れない仕様。だから浜辺でのんびりは出来なかったよ。読書に良い場所を探してたんだけど、全く見つけられなかった。

 

なので、ジェノバは別に行かなくてもいいかなー。海外慣れしてない人には、特にお勧めしない。

 

うってかわってフィレンツェは安全!ベネチアからフィレンツェに行くバスが、何故か夜便しかない。一番早くても21:20フィレンツェ着。9月に入って、日の入りが早くなってきた今、21時は既に真っ暗。うーん…危ないかなー?

 

結構賭けだった。とはいえ他に良いルートも思いつかなかったから、それを使う事に。そしたらまさかのバス遅延!!40分も!!!ワイ、ひやひや。心配でストレスたまったわw でもバスからの車窓は最高だった。

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フィレンツェに到着したのは、22時前。さすが大きな街だけあって街灯は多いし、道が広いから暗くもない。同じバスからおりた男の子が、同じ方面に向かってるのを見つけて、声をかけてみた。泊まるホステルは違ったけど、ほとんど同じ道だったから一緒に途中まで歩く事に!良かったよー!ティモっていうドイツ人の男の子。多分22歳。最近ほんと若い子達によく会うわあ。ベルリンで化学の勉強してて、将来は医者になりたいんだって。すごいわー偉いなー!

 

フィレンツェはねー家族連れが歩いてたら、女性が一人で歩いてる事もあった。危ない仕事してそうな人たちは、みなかったな!とはいえ、それでも夜は歩きたくないけど。ホステル周辺は観光地から外れてるから。観光地周辺なら夜も出歩いたと思うな!

 

こうして無事にホステル到着。最安宿で女性専用4人部屋!なんかみんな冷たい!そして年齢層高い!おばさん2人と、私含め若者2人。一体ここはどういうホステルなんだろう…。ロッカーも鍵ないし南京錠もかけられないしで、ちょっと不安。とりあえずパソコンの入ってるリュックに南京錠かけて、パスポートと全カードは持ち歩いている。あぶないかなw 

 

そしてフィレンツェ1日目。まず私がやった事は、SIMカード購入!まただよ。スペインで買ったSIMが使えなくて…。土曜日からファームステイが始まるんだけど、家にWiFiないっていうからさ。2週間ネットなしは不安すぎて無理!友人家族に連絡取れないのはいやだって事で、またまたSIM購入ですわ。くそう…出費がかさむ…。

 

事前に調べていったんだけど、結局28ユーロのプリペイドプランにしたよ!SIMだけで15ユーロするんだって。プラス10ユーロ出せば、10GB付き。25ユーロで10GBはかなりお得!スペインじゃ、20ユーロで3.5GBだったからね。なんだこの違い!!更に8ユーロ出せば、20GBで電話もできる。電話は使わないと思うけど、万が一に備えて。30ユーロか…3000円はなかなか大きな出費になってしまったけど、まあファームステイ出来るんだし!20GBもあれば何の心配もなくネットで調べ物できるし。良しとしよう!まだまだイタリアの旅も続くしね。

 

お世話になるファームは、ボローニャの近くにある村。バスが1日1本ww バスが出てる駅に行くのも、フィレンツェからだと4本しか出てないw 11時に駅ついて、バスが出る17:20まで待たなきゃいけない。困ったもんだ!そこはハーブをメインに育ててるんだって。

 

フィレンツェの観光情報を調べてて知ったんだけど、フィレンツェはハーブ薬局がある!元々修道院で始まったハーブ調合、今でも修道院近くの薬局でその歴史は受け継がれてるらしい。いいねー!ハーブ農家で、ハーブのこと勉強できるかな?知り合いの友人の友人だから、ちょこっと不安だけど…!面白いのが、そこは5軒の農家が協力しあってるんだって!その仕組みも気になる。一体どんな所なのかな。うーん久々の緊張と興奮!シェンゲンの滞在期間制限と予算からみても、これが最後のファームステイになりそう。

 

そしたらイタリアを南下して、アルバニアに船で渡って、アテネにバスで向かうよ。アテネが旅の目的地。…だがしかし。来年の南米旅行がなくなったから、お金がちょいと余る。それならばアテネからハンガリーに行ってフォアグラを食べる事も出来る。チェコをちらっと見る事も。南米行きたいけど、1人で行く元気はもう残ってない気がする〜。一回日本に帰っちゃったら、絶対行きたくなくなると思う。でも南米行くなら今しかないよーな…でもひとりでジャングル歩くのこわいし…うんやめよ。それか、ツアーに参加してみよ。でも日本でやりたい事があることだし、全部お金使い切っちゃわないのも勿論あり。だけど南米行くなら1ヶ月ぐらいがっつり行きたいからなーそうすると…やっぱ仕事始まる前の今しかないよなー。

 

まあ南米はまだまだ先だから、まずはイタリアを楽しみますわ!電車のチケット用意しないと。そろそろノルウェー貯金が本気で終わる。ありがとうノルウェークローナ。君のおかげで、ヨーロッパを沢山楽しむことができたよ。

 

そんじゃこれからガリレオ博物館行ってくる!

音楽が旅を彩るinベネチア

早いものでベネチアも本日最終夜。

 

いやだ。ベネチアを去りたくない!ずっとここにいて、水辺でぼーっとしていたい。だってまだ私の王子様見つけてないし!ゴンドリエーレとの情熱的な恋もしていない!ホテルの快適ライフが終わるなんて嫌だ!!!いびきで眠れない夜には戻りたくないんだ!!!

 

さて、そんな3日目…まず午前中に、ゴンドラに乗ったよ。念願のゴンドラ。若干詐欺だったかもしれないと不安だったゴンドラのオンラインチケット…。なぜならば、フレキシブルチケットって書いてあって、乗りたい日が決まったら現地スタッフに伝えてくださいとあったの。その割にチケット購入時に、日付と時間を指定したけど。念には念をって事で、現地スタッフがどこにいるのか分からず、とりあえず大きな広場のゴンドリエーレに聞いてみる。オンラインチケットについて質問がありますと。しかし彼の返事は一言、アイドンノー。

 

…いや、うん、そうだと思うよ!だって君達手ぶらだものね!

 

別の場所で聞いてみたら、その人は、チケットがあるなら予約なんてしなくてもいつだって乗れるさレディー!って。うおーイタリア人っぽい返事や!笑  でも私もそう思う!

 

そんなわけで現地スタッフへの予約は出来ないまま、本日朝。無事に乗れました。このチケットは、ゴンドラの相乗りチケット。30分、25ポンド(何故かポンド)。

 

ここで私はよからぬ企みをした。こういう所が腹黒いんだけど…わたしは意図的に最後尾に並んだのじゃ。何故か?ゴンドラは6人乗り。前から順番にゴンドラに乗り込んで行けば、最後のゴンドラは6人以下になる可能性が高い!!そうでしょう?そう、わたしは小数点以下の存在!

 

結果、私のゴンドラには他にたったの2名しかいなかったよ!!はっはっは!賢いだろう?そなの2名も私と同じ、おひとりさま。そんなわけで、3人で仲良く会話したり写真撮ったりしながら30分の船旅。

 

まあ正直80ユーロ出すほどではないかな!なんていうか、水際に座って眺める景色と大差なかった!船の上で揺れてるの楽しいし、船でしか見れない光景もあったから、絶対1回は乗ることをお勧めするけどね!全ての家に水路に面した入口があって、とっても面白かったよ。ここから昔の人たちは、物を運び入れたり、家に帰ったらしたんだなあって。過去の生活が垣間見えた。ゴンドリエーレのおじいちゃんもユニークな良い人で、最高の船旅。

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ゴンドラの装飾が、ブルみたいだった。

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バモスだっけ?ゴドラとバモス?あれ?名前合ってる?キングブル。

 

狭い水路から海に出た時の開放感が一番感動したよ。ベネチアを一番感じた瞬間。

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それから街の散策。

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いいねえ…最高だねえ。

 

その後、アメリカ人のエヴァンと合流して、コーヒー飲んだり大聖堂を見学したり。いやあ、みんなのおかげで笑って楽しく過ごせましたわ!

 

それから今日は早めにホテルに戻って、明日以降の準備。本当はボローニャに行こうと思ってたんだけど、残念な事に宿泊費が高い。1泊45ユーロ以上。ワイの予算は1泊20ユーロだから、かなりの予算オーバー。他にもローマやシエナに行きたいから、ボローニャは我慢することに。

 

てなわけで、次なる目的地は花の都フィレンツェ!!バスが全然なくて、到着が夜の21:30近いのがちょっと心配だけど。フィレンツェは治安良いっていうし、ほぼ大通り沿いだから、まあ大丈夫でしょう。フィレンツェも楽しみだなーでも一番はやっぱりベネチアだなーきっと。

 

フィレンツェではとりあえずの2泊。私の好きなガリレオ博物館があるから、まずはそこに行く。それ以外にも沢山見たいんだけど、どうやらイタリアでファームステイが出来そうなの。WiFiがない家らしく、めちゃくちゃ不安なんだけどね。(スペインで買ったシム使えないから、またイタリアで買わなきゃいけないのが不便)。

 

このファームを見つけた経緯はね、紹介。スペインでお世話になったファームのオーナーが、以前ウーフィングで来てたイタリア人の女の子を紹介してくれたの。それで、その女の子が紹介してくれたのが、今連絡とってるファームってわけ。だから全然どんなファームかも、どんな人たちかも分からない。スペインのオーナーを信じて、全てを委ねているわけですわ。不安。

 

しかーし!実は!今月の25日に、ノルウェーの離島でお世話になったおじちゃんがナポリに来るという。一緒にピザでも食べないかと連絡がきた!出来ることなら会いたい。だけど、ファームステイ出来ないなら、25日までイタリアにいるのは予算的に無理!なので、おじちゃんに会うためにもファームでお世話になりたいところ…!ほぼほぼオッケーは出てるんだけど油断は出来ない…それが海外。

 

まあそんなわけで、フィレンツェのあとも、どうするかはまだまだ未定。

 

何はともあれ、不安は残るけど、準備は整った!そして時刻はちょうど、夕暮れ時。

 

わたしにはこのホテルでやりたい事があった。それは、屋上でスパークリングワインを飲むこと!母が以前ここに泊まった時にやり損ねたことを、わたしがかわりにやるのだ!ありがたい事に、スパークリングワインは無料で手に入れた。しかしまさかこんな良いホテルで、ボトルとグラスだけ抱えて行くわけにもいかない。なので、ペットボトルにうつしたww それと、スーパーで買った魚の天ぷらを持って屋上へ。

 

至福でした。

ワイ、泣きました。

 

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色々な感情が込み上げてきたよ。まずは両親への感謝と、日本の恋しさだよね。というのも…夕陽を眺めてワインを飲みながら、YouTubeで日本の曲を流してたんだわ。懐かしいやつ。そんで、コブクロの蕾聴いてたら、一気に恋しくなっちゃって…。ワイ家族大好きだからな。

 

それから亡くなった友達のことも思い出したり。お葬式に参加したのは、実はまだ2回しかない。1回目は小学生の時に、おじいちゃんのお葬式。そして2回目は20歳の時、友達のお葬式。正直じいちゃんは遠方に暮らしててあまり会わなかったから、友達のお葬式が私にとって衝撃が大きかった。

 

中学校から一緒で、同じテニス部。よくペアを組んで、公式戦でも一緒にたたかった。高校でも同じ部活に入った。その子は性格も見た目も良くて、友達を作るのがうまくなかった私は時々妬んでたよ…。それでも仲良かったんだけど、高校を卒業したら全然会わなくなっちゃって。それで、20歳の時に突然の訃報。1月27日に亡くなったよ。白血病で。病気の身体をおして、成人式に出席したら、体調が悪化しちゃったって聞いた。友達が発作を起こして、最後に親に伝えた言葉は「悔しい」だった。看護師を目指して勉強していた友達が、白血病で死んでしまった。その一言が、私は本当に悲しくて。私も悔しい。今でも夢に出てくる。今なら妬みもなく、もっともっと仲良くなれたも思うのに。もう会えない。私にとってとても特別な友達。

 

だから、自分が今生きて、こうしている事がどれだけ幸せな事かを噛み締めたよ。決して当たり前じゃない。それをいつも思い出させてくれる。ありがとう。書いてて気付いたけど、来年10回忌だ。あれから10年経つのかあ…。仲良し3人組のもう1人は来年結婚する。時は流れてるんだねえ。

 

それからベネチアに自分がいるんだっていう奇跡。海外旅行なんてお金さえあれば来れるんだけど、でもやっぱり、なんか不思議な感覚。本当にこうして憧れのベネチアに来る日がきたなんて。これも当たり前じゃないのかも。

 

夕焼けを見ながら、コブクロ中島みゆきミスチル、ゆずを聴く。やばいやばい。でも最高。音楽のおかげで、私の思い出はもっと色鮮やかになった気がする。これから先、蕾を聴く度に私はベネチアでのこの夕焼けを思い出すと思う。どうしても記憶って薄れていくけど、今日という日と、ベネチアで出会った人々を私は忘れない。最高の旅だった。

 

ありがとうベネチア

ありがとう家族。

ありがとうエヴァン。

ありがとうベネチアで出会った人々。

 

私は今とっても満たされて、幸せです。私が幸せだったってことを、覚えててほしい。いや、私は死ぬわけじゃないんだけども笑  でもこの先どんな事故があって死ぬかも分からないからね。その時に、両親や友達が私の死を悲しんだら嫌だなって。だから、ここに書き残しておくわ!私は自分の人生に大満足していて、関わってくれた全ての人に感謝してる!おかげさまで最高の人生だった。いつ死んでもいいってくらい、楽しんだ、本当に!今も楽しんでるけど。だから、もし私が死んでも、悲しまないでほしい。もう会えなくなっちゃうけど、私は私の死を悲しまないから。みんなには笑っていて欲しい。

 

そんな事を考えながら、今日は寝まーす。おやすみ!

 

ベネチアで洗濯

ボンジョールノー

ベネチア

夢のベネチアなーーーう!!

 

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綺麗ー綺麗だよー…!さすが水の都。他にも水の都といわれる都市はあるけれど、やっぱりベネチアには敵いませんわ。しかもそこまで広くないんだけど、道がめちゃくちゃ入り組んでて迷路みたいだから1日じゃ全然観光したりない!美術館博物館が少ないから、街歩きに専念出来るのも私的にありがたい。なにせ博物館大好きマンだから!

 

それからワンピースファンには、ここがウォーターセブンに見えて仕方なくて、めっっちゃテンションあがる!あっ、ここらへんでロビンがお別れしたかもっ。とか。水上列車もブルもいないけど、小さい運河を通るゴンドラを見て妄想をする。エース現れねーかなー。

 

さてベネチアでは、たっぷり3泊。実は1泊23000円ぐらいするホテルに泊まってるのだ。はっはっは!両親がプレゼントだって言って払ってくれた!もうすぐ定年だから定年後の楽しみにとっておけばいいのに…本当にありがたい事ですよ。お金を貯めるのがいかな大変か分かる今だからこそ、親ってすごいなって思う。

 

もうね…最高!!値段の割には、ちょっと物足りない事もあるけども、ベネチアですから。ホテルに泊まるのなんて、いつぶりだろう…!ずっとホステル暮らしだったから嬉しい!誰もいない空間!風呂上がりに適当な格好でうろつける!バスタブを見た時に、お風呂に浸かれる事よりも、洗濯出来ることが嬉しくて!!一生懸命もみ洗い…!ファームを出てから洗濯する機会を逃してて、服がさすがに汚れてたから本当に嬉しい!もみ洗い大変で、たまに、何してんだろな高級ホテルで…とも思ったけどw まっ洗い物は終わったから、ベネチア最終夜はのんびり過ごそうと思うよ!

 

スパークリングワインと共にね…!

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うふふ…うふふふふ。実はこれ、無料!色々あって、私のミスにも関わらず、ホテルが用意してくれてたの!氷の溶け具合から見て、私が外出から帰ってきたのを見計らって届けてくれたみたい。しかし私はホテルに戻ってから部屋じゃなくて屋上に直行したから、部屋にセットしてあった!これが、おもてなしやね…。さすが高級ホテル!あーホテルで働いてた頃が懐かしい〜。裏で色々私について情報の共有がされてるんだろうな、恥ずかしいww そもそも高級ホテルなのにバックパックで現れて、ちょっと気まずかったんだよねww

 

最終日はこれを飲みながら屋上で夕焼け眺めるんだ!本当は今日やりたかったんだけど、今日は友人が出来たから、一緒にご飯を食べたよ。

 

ホテルにいるから友達は出来ないかなーと思ってたけど、フリーウォーキングツアーに参加したら、ひとりだけいたの。私と同じお一人様が!でもなんて声かけたらいいか分からなくて、ツアー中喋りたいなーでも恥ずかしいなーと思って、実は、結局話しかけられなかったの。まっ、これもご縁か!と思って。夕焼け見たかったし、仕方ない。でももし帰り道で出会う事があったら声かけようって思ってたわけだ。

 

そしたら…本当に帰り道に出会った!笑

 

あれだけ広くて人の多い中でだよ!?別々の方向に進んでったのに!しかも私は遠回りして帰ってて、その道を通ったのは偶然。綺麗な夕焼けを見て、居住エリアの静かな運河も見て、すっかり満足していたところで、この偶然だよ!私は勇気を出して話しかけたわ。そう決めてたからね!

 

そしたら怪しがる事なく笑顔で話してくれて、一緒に晩御飯を食べることに!でも沢山喋ってて何度も目的のレストランを通り過ぎて、3回も同じ道を歩いたわw 何分歩いたんだろw たどり着いたのは地元客の多そうな小さなタベルナ。パスタとお酒とコーヒーセットで15ユーロ。私はボンゴレパスタとスピリッツ!美味しかった!そしてとても楽しかった!22歳のアメリカ人の男の子で、楽しい時間を過ごせたよ。ちゅーか…7歳差か…ほんと私も年取ったなぁ笑  帰り道も同じ方角だったから、夜道も怖くなかったし!人通り多くて、1人でも歩けそうだけど。友達がいると安心して歩けるからいいよね。探険も出来て良かった!

 

そーれーかーらー。んー。あ!

 

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素敵な画廊を発見!表に置いてある絵画が気になったから中に入ることに。中に入った瞬間、確信したね。ここでお土産を買おうって!素敵な私好みの絵画がずらり。すんごい悩んだ。

 

結果、両親と自分用に1つずつ、写真たてに入った絵(印刷)を購入したよ。残念ながら原画は持って帰れないからさ…。バックパックで運ぶのは怖すぎるし、荷物になるから。いつかめっちゃお気に入りの油絵を買って部屋に飾りたいな。

 

こういうお土産っていいよね!お土産屋さんの商品て可愛いけど、大量生産感が半端ないし、中国産のものも沢山あるし。ここでしか買えないってのは間違いないんだけど、果たしてこれをお土産に買うのはどうなのか?と思うようになった。ベネチアングラスでさえも、土産物屋では躊躇する。かといって、小さな店ってのは、大通りにはなかなかなくて、隠れた所にある事が多い。

 

今回は、地元の人によるベネチアの絵画。お土産として最適だし、お金も全部作成者の手に渡る。そして彼はまた絵を描き続ける。そう思うと私もハッピー、彼もハッピーで、ハッピーが2倍だなって!いやあ、いい買い物した。部屋に飾る日が楽しみだなー!

 

この画廊のオーナー兼画家のDAVIDさんは、サンタクロースみたいな、ふくよかで優しいおじいちゃん。ショップの隣にアトリエがあって、描き途中の絵も置いてあったよ。したらキャンバスじゃなくて、木の板にそのまま描いてた!たまにやるみたい。下書きやスケッチはなくて、記憶を頼りに、色を塗ってってるんだって。相当の経験がないと難しいのでは…。おじい、やるな…!時々おじいの英語分からなかったんだけど、絵に対する情熱が、彼に筆を握らせるんだって。情熱が尽きないんだって。かっこいいよねえ…!どんなに描いても尽きないってすごいや。好きなんだね、ベネチアも絵画も。

 

なんとなく、情熱って言葉が、頭から離れない。これはまたもや私の中で、人生のキーワードになるんじゃ?

 

夢、道、情熱。

 

明日はとうとうゴンドラに乗るよ!なんとゴンドラは1艘30分80ユーロ。1人でも複数でも80ユーロ。さすがに出せないから、オンラインで相乗りチケットを購入。私は若干チケット詐欺にあったんじゃないかと心配している。明日無事に乗れますように。なんせ相乗りでも30分に30ユーロ出してるからね。これ以上無駄遣いはできないんす。大丈夫かなー。

 

そのあとは、北側を散策する予定!今日フリーツアーでまわったあたりが、あまりにも素敵で!結構歩き回ったつもりだったけど、全然足りなかったわ。明日が最終日だからね!しっかり悔いのないよう観光しますわ!うーん、ベネチア去るの嫌だなあ…3泊でも全然足りないよ…。

 

しかもベネチアの後の予定一切ないんだよね…どうするかなー。ヨーロッパを離れたくなくて、この先の予定を立てたくない。でも金がないから、これ以上ヨーロッパにはいられない。アジアだって周りたい。いやしかしアジアはいつでも行けるから、やっぱりヨーロッパにお金かけるべき?と少し思い始めている…。ギリシャ行ってから、飛行機で東欧に飛ぶか…。悩むなー。

 

あれだけ疲れたー嫌だーと思ってたヨーロッパ旅行だけど、あっという間に2ヶ月も経っちゃって…すべての出会いが過去になっちゃった。さみしいなあ…楽しい日々だったなあ…。

 

イタリアでもファームステイの可能性が今、少し開けた。出来ればやりたい!神さまお願い!もうちょっとヨーロッパにいさせてください!イタリアの田舎で働かせてください!

 

とりあえずベネチアの次はボローニャかな!あー憧れのベニスもあと1日か…あーつらい。

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