肉じゃがの日

今日は肉じゃがの日。

大きなサヤエンドウが沢山採れたから、肉じゃがを作ったどー！むかーし肉じゃがを作ったことがあったから、その記憶を頼りに適当に野菜をぶっ込み、醤油で煮込んでみた。当然の事ながら日本の料理酒はないから家にあった酒で代用したんだけど…お酒の味強すぎて醤油が負けたw 全然アルコール分がとんでないw どんだけ強いねん。でも自分的には美味しくできた！薄味だったから、スペイン人のホストにはあんまり受けなかったみたいだけど。w

さて3日目のお仕事は、草むしりと収穫した種の瓶詰め。せっせと草むしったぞう。ここのホストたちはDIYが上手で…というか生業が大工と農業だけあって、畑にお手製のスプリンクラーが設置してあるの！スプリンクラーっていっても、穴の開いたホースが畑中に張り巡らされてて、蛇口をひねると水が出る寸法。(私調べ) 楽〜！しかし水代が高いと言われるスペインだけど…こんなに毎日水使ってて大丈夫なのかな？

草むしりはねーしゃがんでるのが疲れるよね！このファームを見つけたキッカケのブログによると、バイオダイナミック農法で雑草は出来るだけそのままって書いてあったから、てっきり草むしりなんてないと思ったら…あったよw そりゃそーか。

でも葉っぱが大きくなったらやらない！ズッキーニは葉っぱが大きいから、すぐ雑草なんて隠しちゃって逞しい！ただ大きくなるまではね…私が手伝ってあげないとね。朝方10時ぐらいまでは、とっても涼しくて外で働くのが気持ち良い！朝の新鮮な空気の中、鳥の声や風の音を聞きながら、ひたすら雑草をむしっていく。たまに出てきたミミズの行く末を見守る。たまに飼ってる七面鳥の声が聞こえる。あいつ朝っぱら早くから鳴くから、いつも起こされる。

七面鳥はね食べるために飼ってるけど、誰も殺せないから未だに食べれないって言ってたよ。食べないなら売ったらいいんじゃ？という私の発言にホストはびっくり。どうやら彼らにとって七面鳥くんは家族なようです。しかしその一方で、あきなの仕事は七面鳥を食べる事だよと言われている。無理絶対殺せない。精神的にも無理だし、まず物理的にも相手がデカくて勝てる気がしない笑

午後の仕事は、掃除だけ〜！しかも窓の掃除だけ〜笑 その後は、ケーキ食べながらスペイン語と日本語の勉強！ホストの奥さん、レイさんは日本語を少し喋れるのだ！それでカタカナが読みたいらしく、私がカタカナを教えるかわりにスペイン語を教えてくれる事になったよ。このHavlar Japonesを使ってね！

こんなところで活躍するとは！

更にその後、ホスト兄弟のお兄ちゃんのアルフレドが夕陽を見に連れてってくれた！彼の友達も一緒にね。遊びにきてたのだ。彼らは丘から夕陽を見るのが好きみたい。これがめちゃくちゃ綺麗な夕陽だった。

車で10分くらいかな？360度の地平線。地平線まで続く大地。その途中途中に身を寄せ合うようにして、小さな集落が点在してる。もはや村というより集落って言った方がしっくりくるほどの小さな集まり。控えめに言って最高。地平線に沈む夕陽も最高オブ最高。

ホストたちの友達の1人に、セバスチャンというベルギー人の子がいてね。その子がまた良い人なんですわ〜拙い英語で一生懸命話しかけてくれるの。ありがとう…その気持ちが嬉しい！

スペインで何をしてるのか聞いたら、エコゲストハウスを開いてワークショップをしたいんだって！私もそれやりたいの！って速攻で伝えたわ。まあゲストハウスではないんだけど、似たようなことをね！やっぱりエコファームに集まる人は、みんな似てるんだ。正しい場所に行けば、出会いは自然と繋がってゆくんだねえ。

レイさんと夕陽を見ながらお喋り。なんとスペインに来る前、テント泊ヒッチハイク移動で目的地ないまま世界をぶらぶらしてたらしい。お金をあまり使いたくなかったから、その辺の草引っこ抜いて飯盒で炊いた米に混ぜて食べたんだって。さすがだよレイさん…。旅の思い出を色々話してくれました。テント泊するならヨーロッパよりアジアの方が危ないってさ。スペインは都市は危ないけど田舎は大丈夫だって。こうして田舎見てると、まず人が全然通らないから道でテント張っても誰も気付かなそうだわw

歌を歌いながら帰ったよ。ホストたちとは、なかなか話が盛り上がらなくて(英語が聞き取れなくて会話できないw)、今まで結構馴染めなかったんだけど、今日だいぶ心を開けたわ！きっとあっちも私の事がわからなくて、探り探りなんだろう。今日心を開いた事で、相手も安心したのか、仲良くなれた気がするよ！うふふ。明日からもっと頑張ろう！

ねっ、ガラバト！